2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18592307
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
尾崎 フサ子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (10211137)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 紀子 新潟大学, 医歯学系, 助手 (60345494)
中村 悦子 新潟星陵大学, 看護福祉学部, 助教授 (60367422)
岩清水 洋 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 助教授 (30232672)
田邊 直仁 新潟大学, 医歯学系, 助教授 (40270938)
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Keywords | 経営参画度 / 職務満足 / 病院職員 |
Research Abstract |
1.質問紙の作成 3月には私立総合病院の524人を対象に質問紙のプレテストを実施した。その結果を基に表面的妥当性,内容的妥当性を検討し,質問紙を作成した。 質問紙の内容: 1)属性 職業,職位,雇用形態,研修経験の有無,研修した内容,管理・経営に関する講義の受講経験の有無と受講時期 2)質問内容 運営・経営参画度に関する項目(構造的側面,機能的側面,人間関係的側面,風土的側面,多忙度),職務満足度に関する項目の63項目 2.質問紙の配布 対象施設は15新潟県立病院とした。県立病院とした理由は,県立病院の経営状況が報告されているので経営がスムースにいっている病院(いわゆる黒字)とそうではない病院との比較検討が可能と考えた。 11月 全職員を対象にした質問紙配布の協力依頼を15県立病院院長宛に郵送した。その結果9病院からの協力受諾を得た。 12月 協力を得た病院の対象者2,128人へ質問紙を配布した。 質問紙の回収は受取人払いにして欲しいという施設側の依頼があった。それによって,施設問の職員の経営感覚および職務満足は比較できなくなった。そこで,急遽1私立病院の全職員を対象に質問紙を配布し,回収した。これによって私立病院と県立病院の比較検討が可能になった。また,受取人払いは回収率の低下をきたす可能性も出てきた。そこで,〆切1週間前には各対象者へお願い文を送った。その結果1,185人からの回収できた(55.7%)。現在(3月22日)全データ入力を終え,データ分析にあたっている。分析をスタートする前に紛らわしい回答は削除した。その結果926人の有効回答となった(有効回答率43.5%)。
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