2008 Fiscal Year Annual Research Report
アクションリサーチに基づく看護教育における「隠れたカリキュラム」に関する研究
Project/Area Number |
18592313
|
Research Institution | Kio University |
Principal Investigator |
澁谷 幸 Kio University, 健康科学部, 准教授 (40379459)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 直美 神戸大学, 保健学研究科, 講師 (70305704)
|
Keywords | 隠れたカリキュラム / アクションリサーチ / 看護教育 |
Research Abstract |
平成20年度の研究目標は、過去2年間に実施した研究会で収集したデータを分析し、その結果に基づいて、さらなるデータの追加、分析を行うことであった。 今年度実施した内容は以下の通りである。 1.これまでに収集したデータを研究者間で分析した。 2.データ分析にあたって、「隠れたカリキュラム」の分析における視点の一致をはかるために、日本カリキュラム学会に出席し、教育学における先行研究の分析視点について情報収集した。また、本学会で、当該課題の先行研究者から研究視点や分析の方向性、分析方法など具体的研究方法に関する助言を得た。 3.データ分析過程から明らかとなった不足データの収集のため、第3回研究会を実施した。 4.分析結果についてのメンバーチェキングおよび「隠れたカリキュラム」について研究者、研究参加者間での理解を深めることを目的に、教育学における当該課題に関する先行研究者に講演、参加を依頼し、第4回研究会として実施した。 現在、第3回研究会でのデータを追加し、メンバーチェッキングをふまえた最終段階の分析を実施中である。 以上をふまえ、次年度の課題は以下の通りである。 1.研究過程で得られた結果の公表 1)看護教育における「隠れたカリキュラム」の様相 2)アクションリサーチとして実施した研究会における看護教員、看護師の変化 2.継続研究課題の明確化
|