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2007 Fiscal Year Annual Research Report

出生前診断における遺伝専門看護師の実践的機能の構築とネットワーク

Research Project

Project/Area Number 18592398
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

横山 寛子  Tokai University, 健康科学部, 教授 (30143150)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石井 美里  東海大学, 健康科学部, 講師 (10276660)
和田 恵子  東海大学, 健康科学部, 講師 (10287104)
溝口 満子  東海大学, 健康科学部, 教授 (00287103)
Keywords出生前診断 / 遺伝看護 / 遺伝医療 / 遺伝専門看護師 / 羊水検査
Research Abstract

1.研究の目的および経緯 出生前診断における遺伝専門看護職の果たす役割を明確にするために、昨年は医療職の出生前診断についての情報提供の現状や認識について調査を実施した。今年度前半は、データーの分析を行い、現状の問題点の検討を行った。その結果として、看護職は妊婦や夫の自己決定権を尊重しているものの、障害児の養育についての困雑さを強く認識していた。また、医師を含めた医療職の6割が、出生前診断は、「妊娠に伴う不安の軽減に出生前診断は寄与している」といった認識を示していたことから、出生前診断受検いついて、安易な認識を持ち合わせていることも確認された。このように、現状としては、出生前診断について、充分な時間や説明がなされないまま、妊婦や夫が受検の自己決定をしていた。したがって、今後は、遺伝専門看護師が、介入することによって適切な自己決定プロセスがとれるような支援を構築していく必要があると思われた。
2.研究実施内容・結果 今年度の研究は、他施設における看護職の遺伝相談部門における看護職の出生前診断に関する実態方法の把握が計画されていたが、昨年度末より本学付属病医院で遺伝外来を開設し、毎週木曜日に遺伝相談スタッフとして、関わったこともあり、この計画を実施するにいたらかった。しかし、紹介施設との連携や実際の支援について検討することができたのは大きな成果であったと考える。特に、遺伝相談外来に占める出生前診断の割合は多く、紹介施設では充会に時間をかけた説明やカウンセリングがなされていなかった。また、継続的に妊娠・出産に関われたケースもあり、妊婦の受験前・中・後の心理状況についての把握をすることができた。これは、研究計画3にとっても大きな示唆を与えるものとなった。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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