2018 Fiscal Year Annual Research Report
A New View of the History of Thought of Early Modern Japan: An Attempt at International, Cooperative Research
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18H00617
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
曽根原 理 東北大学, 学術資源研究公開センター, 助教 (30222079)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
朴澤 直秀 日本大学, 法学部, 教授 (70377696)
大川 真 中央大学, 文学部, 准教授 (90510553)
モリス ジョン 駒沢女子大学, 人文学部, 講師 (50774163)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 日本近世 / 神仏習合思想 / 寺檀制度 / 尊王思想 / 即身仏 / 国際共同研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、各自の専門研究を進めるとともに、共同で3つの事業を行った。 第一に、2018年6月6日にオランダのライデン大学において、同大学日本学科と共同で“Thought and Religion in Early Modern Japan(日本近世における思想と宗教)”というテーマの研究会を開催した。本科研から2名(曽根原・大川)、ライデン大学から2名(ボート・バウンステルス)が研究報告を行い、参加者の間で活発な討論を行った。さらに、曽根原とライデン大学の報告者2名で協同して史料集を作成する相談を行った。また、規模を広げて2019年6月に研究集会を開催する方向で打ち合わせを行った。 第二に、インドネシアのスラバヤ大学のA.プジョ教授と相談し、同教授を中心とする「第1回インドネシア日本学術フォーラム・日本学国際シンポジウム及びワークショップ」(9月14-15日、於スラバヤ大学)の開催に協力し、本科研から2名(曽根原・モリス)が報告者として参加した(日本からの報告者は合計6名)。インドネシアは中国についで多くの日本語教員や日本語学習者を擁するが、従来は語学と文学に偏りがちだった。歴史や思想分野の研究の紹介は、在スラバヤ総領事から画期的との評価を頂いた。また学生向けワークショップも行い、曽根原は「漱石の手紙を読む」を担当した(別の研究者が「漢文入門」を担当)。 第三に、本科研の4名(うち2名は研究協力者)等でパネルを組み、2019年3月のAsociation for Asian Studies(略称AAS、米国アジア学会)の年次大会(於デンバー)に参加申請し、認められて3月23日にパネル報告を行い、多くの著名な研究者と交流や意見交換をすることができた。曽根原と朴澤は、帰途カナダのバンクーバーに寄り、3月25日にブリティッシュ・コロンビア大学でセミナーを開催し、研究報告を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
初年度から、地域の異なる3ケ国(欧州のオランダ、アジアのインドネシア、米国)で国際共同研究の機会を得て、日本近世宗教に関する研究報告と議論、研究者だけでなく学生を加えたワークショップなどの交流を行うことが出来た。さらに、それを基盤として、翌年の研究集会や、共同成果物(史料集など)の作成計画に着手することが出来た。当初計画では初年度は準備期間と考えており、実際に国際的な枠組で共同研究集会を開催することは二年目以降の課題として想定していたため、予定より進展していると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
日本の研究者が直接海外に出て、最先端の学説等を報告し議論することに対する需要が一定程度存在することを、1年間の活動を通じ確認できたように思われる。そこで2年目以降も、そうした機会を設けていきたい。具体的には、2019年6月にオランダのライデン大学において、前年より規模を拡大し、14名の国内外の研究者を集めた研究集会を開催することで準備を進めている。また、インドネシアでも「第2回インドネシア日本学術フォーラム」を、今度はバリ島のデンパサールで開催する方向で相談と準備を進めている。2020年のAASに参加し研究報告を行うことも、前向きに検討している。個別研究を進めるともに、こうした機会を活用し、国際会議等の議論に耐えうる研究内容を目指して練り上げていきたい。
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[Presentation] 日本近世の神国思想と東照宮2018
Author(s)
曽根原 理
Organizer
The 1st Indonesia-Japan Scientific Forum, International Symposium on Japanese Studies
Int'l Joint Research / Invited
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