2020 Fiscal Year Annual Research Report
Grammatology of Literature and Law: Japanese Language Literary Genres, Japanese Law & Their Cross-border Receptions
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18H00659
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
SEN RAJLAKHI 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (20795611)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
棚村 政行 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (40171821)
加藤 百合 筑波大学, 人文社会系, 教授 (50326815)
逆井 聡人 東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 講師 (50792404)
金 ヨンロン 早稲田大学, 高等研究所, 講師(任期付) (60806595)
本澤 巳代子 筑波大学, 人文社会系(名誉教授), 名誉教授 (70200342)
佐伯 順子 同志社大学, 社会学部, 教授 (70215573)
姚 紅 白百合女子大学, 言語・文学研究センター, 研究員 (90727140)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 法と文学 / LGBTQ / 台湾・韓国・日本法 / 比較文学 / 国際情報交換 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年から2021年は、コロナ渦の中資料調査に制限があったものの法学者を中心に研究集会と国内外で成果発表を行った。研究分担者全員を集め台湾や日本のジェンダー・LGBTQ法・制度を中心に議論及び考察を深めた。「文学と法におけるLGBTQ」というシンポジウムを開催し、小説家・翻訳者の李琴峰氏を演説していただき、台湾や、日本、韓国の文学に描かれる法制度について集中的に議論を行った。この研究会を通して、台湾のLGBTQ法改正の過程において他の国々と違って、作家、政治家や政治と関わる特に多くの女性の運動活動が浮き彫りになり一方日本の場合は一般市民まではジェンダー、LGBTQの方・制度に関する法・制度の意識が高いものの法律改正までに至ってないことがわかった。 個別実績 研究代表としてセンは、2021年9月6日に同志社大学FGSSセンターと共催にてシンポジムを開催し、台湾出身の李琴峰氏の「台湾日本のLGBTQ文学と法制度」という題材での一般公開の講演会を開き、研究集会を開いた。日本国内で明治以降の文学における法制度を言及する日記や小説・戯作などの資料調査を行い、国際学会16th EAJS(ゲント)オンラインでのパネル発表を行った。 棚村 シンポジムでは棚村法専門家は台湾での同性婚法の成立が日本にどのような影響を与えているかについて報告した。本澤 日独のジェンダー政策家族政策について調査を行った。加藤 研究集会に発表者に対してコメンテーターを担い、満州とロシア語圏との関わりの文学テキストの調査を行った。姚 芥川龍之介の中国滞在及び作品の検閲や出版法について調査を行った。逆井 アジア知識人とアメリカ文化政策との関係性の比較研究を考察した。菅野 アメリカと日本の映画におけるジェンダーと法について調査を行った。金 開催した研究会で日本や韓国、台湾を中心に比較的に文学と法の視点から報告した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
セン代表はコロナ渦でEAJS (European Association for Japanese studies 2021、Ghentで)パネル「Literature and Law」が延期になったので2021年発表報告を行った。センは引き続き日本文学の英訳の際に法律の解釈に巡って研究を行い、国内で明治以降の資料調査を行い、分担者全員を集め2021年9月にシンポジム及び研究会を開催した。分担者もそれぞれの課題の資料調査や成果発表を行った。しかしながら、目標とした他の地位域の資料調査が進んだものの、以前計画していたが集中して中国の文学・法律と日本との関連について研究調査を行う予定でしたが、現地の資料調査や研究者招聘などにより教科書作成に多少の調査や議論に限界を感じやや遅れていると言える。
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Strategy for Future Research Activity |
科研代表者センは分担者と共に韓国でも資料調査を行い、成果発表を行う。「文学と法制」の教科書テキスト作成の計画をとりまとまる。研究分担者 姚 中国語圏にかかる重要な資料の調査及び和訳を行う。金 主に韓国での日本の法律に関する資料調査及び比較研究、教科書に必要な書類の翻訳を行う。菅野 日米のジェンダーと法律に関する調査を行う。
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Research Products
(23 results)