2018 Fiscal Year Annual Research Report
Empirical approach to the emergence and evolution of credy money
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18H00880
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
鎮目 雅人 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80432558)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
つる見 誠良 法政大学, 比較経済研究所, 研究員 (10061227)
西村 雄志 関西大学, 経済学部, 教授 (10412420)
高木 久史 安田女子大学, 文学部, 准教授 (50510252)
高屋 定美 関西大学, 商学部, 教授 (60236362)
加藤 慶一郎 大阪商業大学, 総合経営学部, 教授 (60267862)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 貨幣史 / 信用 / 銀行 / 近代 / ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
各自が事例研究を着実に推進するとともに、その成果を積極的に国内外に発信し、内外の研究者との意見交換を通じてブラシュアップを図った。このうち主なものは以下のとおり。 1.世界経済史会議への参加ならびに準備会合の開催:2018年8月に米国ボストンで開催された第18回世界経済史会議(World Economic History Congress)のセッション"Critical moments in the development of modern monetary systems: Crises, money doctors and reforms"において、鎮目が共同議長を務めたほか、鎮目、高木、西村、黒田、諸田が各時代の信用貨幣の展開に関する研究報告を実施した。これに先立ち同年4月にパリにおいて開催されたワークショップに鎮目が参加し、共同議長を務めた。 2.その他の学会報告の実施:2018年6月にベルギーのブリュッセルで開催されたFinancial History Workshopにおいて鎮目が明治初期の銀行制度改革に関する招待講演を実施したほか、同9月にカナダのモントリオールで開催されたEconomic History Association年次大会において、鎮目がこれに関連する研究報告を行った。また、2018年10月に名古屋で開催された日本金融学会全国大会で「前近代の日本における貨幣の発行と流通」と題するパネル・セッションを主催し(座長:鎮目)、高木、安国、加藤が研究報告を実施した。 3.研究集会の実施と学術出版に向けた準備:2018年9月(於関西大学)、2019年3月(於早稲田大学)の2回にわたり研究集会を開催し、出版社から編集者を招いて各自が研究報告を行うとともに、学術書の出版に向けた具体的な検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
各自の個別研究は順調に進捗しており、学術書出版に向けての準備も滞りなく進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
1.事例研究ならびに国際比較研究:前年度までに実施した個別の事例研究ならびに国際比較研究を持ち寄り、出版物としての公表を念頭において原稿を執筆する。 2.研究集会:年度内に2回(2019年9月、2020年3月を予定)の研究集会を開催し、上記の原稿をもとにプロジェクト全体としての方向性を固める。2021年7月にパリで開催が予定されている第19回世界経済史会議での成果発表に向けて、準備を進める。 3.出版準備:出版社と学術書の出版に向けての調整を行う。
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Research Products
(47 results)
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[Book] EU経済入門2019
Author(s)
高屋定美、本田雅子、山本いづみ
Total Pages
220
Publisher
文眞堂
ISBN
9784830950261
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