2019 Fiscal Year Annual Research Report
大震災を経験した中山間地域における社会関係資本の長期的動向-日本・台湾の比較から
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18H00923
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
澤村 明 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (40334643)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉原 名穂子 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (00251687)
澤田 雅浩 兵庫県立大学, 減災復興政策研究科, 准教授 (00329343)
中東 雅樹 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (30406714)
渡邊 登 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (50250395)
鷲見 英司 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (60337219)
坂田 寧代 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (60373172)
寺尾 仁 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (70242386)
伊藤 亮司 新潟大学, 自然科学系, 助教 (70334654)
芦田 登代 東京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (80724898)
松井 克浩 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (50238929)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 社会関係資本 / ソーシャル・キャピタル |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度については、新型コロナウィルスのために訪問調査等は断念し、瀬戸内国際芸術祭が開催地域に及ぼした影響を調査するため、高松市へのインターネット調査、男木島・女木島・直島・豊島への質問紙郵送調査を行った。高松市インターネット調査は1030票、離島への質問紙郵送調査は330票を回収している。前者の解析はまだ終わっていないが、後者については新潟大学経済論集に報告を掲載した。 その他、前年度の調査結果のうち2件、台湾南投縣での質問紙調査、名古屋市でのインターネット調査については、令和2年度に新潟大学経済論集に報告を掲載した。これら4件の調査については、今後に比較研究を行って、改めて論文として公表する予定であるが、たとえば名古屋市でのインターネット調査では、対象である芸術祭「あいちトリエンナーレ」で「表現の不自由展」が話題になったこともあって、同展に関する設問を入れたところ、この「表現の不自由展」が話題になったために見学に行った者が少なからず存在したことが判明するなど、興味深い結果も得られた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルスのため、国内外とも現地調査が不可能であるため。特に国外調査は入国可能かどうか、可能であっても待機期間等により調査日程に支障が出る可能性が高いため。
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Strategy for Future Research Activity |
インターネット調査等で代替できるものは代替する予定である。
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