2020 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18H00944
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
相澤 仁 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (00754889)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
垣田 裕介 大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 准教授 (20381030)
川村 岳人 大分大学, 福祉健康科学部, 准教授 (30460405)
岩野 卓 大分大学, 福祉健康科学部, 講師 (30782453)
片岡 晶志 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (40301379)
池永 恵美 大分大学, 福祉健康科学部, 講師 (50618072)
朝井 政治 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (50756856)
河野 伸子 大分大学, 福祉健康科学部, 准教授 (70586198)
田中 健一朗 大分大学, 福祉健康科学部, 助教 (80772988)
松本 由美 大分大学, 福祉健康科学部, 准教授 (90627689)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 複合的問題を抱える家族 / 包括的支援 / アセスメントツール |
Outline of Annual Research Achievements |
以下の2つの研究を実施した。 研究1:少子高齢化の進展と世帯構造の変化の中で、「全世代・全対象型地域包括支援」が提唱され、複合的な課題を抱える家族に対する包括的な相談・支援体制の構築が課題となっている.複合的な課題のある世帯・家族への対応には総合的なアセスメントが必要であるが、そのための有効なアセスメントツールが開発されていない.そのため、本研究では、複合的な問題を抱える家族を把握し、支援するための包括的なアセスメントツールを開発することを目的とした.各市町村や事業所で使用されているアセスメントルーツを調査し、複合的な課題を抱える家族を把握できる包括的な家族アセスメントシートを作成した.作成したアセスメントシートをモデル実施した上で、有効性や使いやすさについて検討したところ、家族全体を把握するには有用であるが、使いやすさに課題が残った.より簡便な問診票を作成し、精緻化させた. 研究2:国内の6つの市政における地域包括ケアシステムの現状について、ヒアリング調査を実施した.また、国外については、福祉先進国であるフィンランドを訪問し、地域福祉共同体、リハビリテーションセンター、福祉センターのヒアリング調査を行った.ヒアリング調査の結果、現状の行政のシステム上、複合問題を把握すれば対応可能となっているが、行政等が家族の複合問題の状況を把握することが難しい現状が明らかとなった.このことを踏まえ、行政が複合的な問題を抱える家族を把握し、支援するための包括的なアセスメントシステムをWEBサーバーを用い構築した.
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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