2022 Fiscal Year Annual Research Report
Developing parent training program for foster parents and adoptive parents of children with developmental disorder
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18H01001
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
古川 恵美 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (20636732)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石崎 優子 関西医科大学, 医学部, 教授 (20411556)
鯵坂 誠之 大阪公立大学工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (60634491)
池田 友美 摂南大学, 看護学部, 教授 (70434959)
中村 恵 畿央大学, 教育学部, 教授 (90516452)
信迫 悟志 畿央大学, 健康科学部, 准教授 (50749794)
福地 成 東北医科薬科大学, 医学部, 講師 (50641958)
能智 正博 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (30292717)
柘植 雅義 筑波大学, 人間系, 教授 (20271497)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 特別養子縁組 / ペアレント・トレーニング / 発達障害 / 養親 / 里親 / ソーシャルワーカー / 養子 / 里子 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、里親・養親のうち発達障害のある(もしくはその可能性のある)子どもを育てている家族を対象としたペアレント・トレーニングのプログラムの開発とプログラムを実践できるファシリテーターの養成である。 2022年度までに、里親・養親に特化した内容を加えたプログラムを開発した。日本ペアレント・トレーニング研究会が提案する基本プラットフォームが特別養子縁組家庭においても効果があることを確認できたが、保護者をほめていくことをプログラムに明確に位置付けることが重要であることを導き出した。また、このプログラムを里親・養親への支援者がファシリテーターとしてペアレント・トレーニングを実践できるよう2022年度に作成したガイドブックをソーシャルワーカーの協力のもと修正し完成させることができた。ガイドブックは、里親・養親と子どもの生活を理解するための内容、里親・養親へのペアレント・トレーニングを実施するためのマニュアルを含み、里親・養親対象のために必須とした内容は、1)子どもが里親・養親と暮らすようになってから1年半以降でペアレント・トレーニングは開始すること2)子どもと暮らし始めたころの「試し行動」はペアレント・トレーニングでとりあげる行動の問題ではないこと3)里親・養親になるために多くの研修を受けてきているが、子どもの良い行動に注目してほめる習慣がついていなくても当然と捉えて実施すること4)ファシリテーターは里親・養親がペアレント・トレーニング中に発した多くの「言葉」を例として入れこむことである。修正を加えた点は、開発協力者である養親から指摘されていた、、プログラムにさらに、保護者自身が第三者からほめられる体験ができる内容である。ワークシートを開発し、それを用いて新たな研究協力者を依頼し、事例調査を追加で実施し、ガイドブックに演習シートを加え、プログラムを完成することができた。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)