2020 Fiscal Year Annual Research Report
The Construction of Ethics Education Program to Foster Engineers Who Aspire to Promote the Well-being of the Public
Project/Area Number |
18H01067
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
札野 順 早稲田大学, 大学総合研究センター, 教授 (90229089)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 幸人 熊本高等専門学校, 企画運営部, 教授 (20321523)
安居 光國 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (40200498)
片倉 啓雄 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (50263207)
永岑 光恵 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | 技術者教育 / ポジティブ・エデュケーション / well-being / 技術者倫理 / キャリア教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度までの技術者のwell-beingに関する検討や、Good Workを為した技術者に関するインタビュー調査や彼らのwell-beingに関する測定と分析の結果を元に、1.技術者教育の目標の同定と教育プログラムの設計、2.well-being技術者を中心とする技術者倫理科目の開発と試行を行った。 1.技術者教育の目標の同定と教育プログラムの設計 Positive Engineering Educationという方向性を提唱し、具体的な科目群の教育目標及び教育手法を提示した。また、"well-being across the curriculum"という教育的アプローチを考案し、エンジニアリングの専門科目群にもwell-being教育をシームレスに取り入れる手法を示した。 2.well-being技術者を中心とする技術者倫理科目の開発と試行では、学生に自らのwell-beingや仕事の意義などについての気づきを促す映像ドラマ教材「Wake Up!-エンジニアになりたいきみへ-」を作成した。各章約10分で3章構成,全体で約30分。完成した映像教材及び補助教材としてのシナリオは、日本工学教育協会のサイトで公開している。https://www.jsee.or.jp/about/history/teaching-materials また2022年3月には、同映像ドラマ教材を使ったワークショップを実施し、エンジニア教育の授業での活用方法、対象学年などについて意見を求めた。ワークショップ参加者は高専、大学、企業から30名が参加した。教材内容は概ね好評で、高専1年から企業研修まで、幅広く使うことが可能との評価を得た。
|
Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|