2020 Fiscal Year Annual Research Report
「利用縁」がつなぐ福祉起点型共生コミュニティの拠点のあり方に関する包括的研究
Project/Area Number |
18H01611
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Research Institution | Tokyo Denki University |
Principal Investigator |
山田 あすか 東京電機大学, 未来科学部, 教授 (80434710)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小篠 隆生 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (00250473)
西野 達也 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (90403584)
佐藤 栄治 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 准教授 (40453964)
松原 茂樹 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (10399248)
加藤 悠介 金城学院大学, 生活環境学部, 教授 (80455138)
古賀 誉章 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 准教授 (40514328)
土田 寛 東京電機大学, 未来科学部, 教授 (00625353)
菅原 琢磨 法政大学, 経済学部, 教授 (50364659)
大島 千帆 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (40460282)
濱崎 裕子 久留米大学, 文学部, 教授 (00389511)
古賀 政好 東京電機大学, 未来科学部, 研究員 (20751225)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 利用縁 / 福祉起点型共生コミュニティ / オープンデータベース / 横断的整理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,福祉起点型共生コミュニティの概念によって地域づくりと医療・介護・生活・就労の基盤再整備の手法の統合的整理,その拠点形成のための計画手法の提言を行う。また,多様な事例のモデル化を通して統一的視点でのデータベースを作成し,websiteによる情報発信など新たな社会実装への手法を構築する。これらの達成によって,地域性に即した検討フローを共有し,コミュニティの多様性と選択性,相互の発展性を支援できる。また,この過程で得られる施設類型を統合した建築計画論,都市計画と拠点づくりの建築計画の一体的検討は,今後の建築・都市計画の学術的枠組みの一端を占める重要性をもつ。 2020年度中に研究年度(3年間)を終了する予定であったが,COVID-19感染症拡大防止に係る各種政策に関連して実地調査ができない期間が長期にわたったなどの諸事情により,2021年度まで研究期間を延長した。2020年度には蓄積したデータの情報発信に向けた整理軸の作成やプラットフォーム作成に重点的に取り組み,事例整理と発信・共有のためのウェブサイト(オープンデータベース)Projects’ CATA-Log(プロジェクツカタログ,ぷろログ)を作成,プレ公開した。このサイトは当研究で提案した生涯活躍のまち,地域共生ケア社会など持続可能な医療・福祉・生活基盤の再構築に不可欠だが具体的な整備方法が未整理である各種施策の目的を“介護/生活支援・医療看護・子育て支援機能といった複合的福祉機能を起点とする住人の互助的生活支援コミュニティの醸成”として統合的に捉える概念を基盤としている。2021年度には当サイトの評価・検証を踏まえたブラッシュアップ,及び研究成果全体のとりまとめを研究協議会を開催して発表するとともに広く寄稿と参加を募り意見交換を行った。並行して,各事例での詳細調査やコミュニティ醸成活動など社会実装の活動を行った。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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