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2020 Fiscal Year Annual Research Report

歴史的建築データベースへの災害・学術調査フォーマット機能の付加とシステムの再構築

Research Project

Project/Area Number 18H01613
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

池上 重康  北海道大学, 工学研究院, 助教 (30232169)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山崎 幹泰  金沢工業大学, 建築学部, 教授 (10329089)
永井 康雄  山形大学, 工学部, 教授 (30207972)
三宅 拓也  京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 助教 (40721361)
真木 利江  広島女学院大学, 人間生活学部, 教授 (60343620)
清水 隆宏  岐阜工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60435427)
山田 由香里  長崎総合科学大学, 工学部, 教授 (60454948)
玉田 浩之  大手前大学, 建築&芸術学部, 教授 (70469112)
水野 僚子  日本大学, 生産工学部, 助教 (80736744)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords歴史的建造物 / 激甚災害 / 災害調査 / 福島県沖地震 / データベース / 文化財防災センター / 日本建築学会
Outline of Annual Research Achievements

これまで北海道大学情報基盤センターのクラウド・システムで運用していた歴史的建築総目録データベース(GLoHB)をAWSクラウドへ移行し、日本建築学会の管理とした。また、近現代建築緊急重点調査でのGLoHBの運用を通して、調査員から要望のあった予備調査、一次調査、二次調査のフラグを追加し、検索の便宜を図ると共に、2022年度以降は、調査の初動の段階からGLoHBを核に調査を進められるよう改良した。併せて、事業完了時に提出する報告書用の印刷書式を充実し、所見ならびにクライテリアもGLoHBに記録できるようにした。今後20年近く継続する本調査のツールとしての完成をみた。GLoHBとリレーション機能を持つ災害調査システムは、AWSのクラウド・サーバー上で運営している。本システムは、複数のプロジェクトを統括して管理できる「管理サイト」と、発災した災害に一対一対応する「プロジェクトサイト」より構成される。「管理サイト」では、システム管理者がプロジェクトを構築し、「プロジェクトサイト」では、調査員の登録、調査地域の設定とGLoHBからのデータ取り込み、調査計画ならびに調査報告書の作成が行える。
研究期間の完了間際に福島県沖地震が発生し、本研究で構築した災害調査システムの真価が問われることとなった。2020年10月に国立文化財機構の本部施設として設置された文化財防災センターは、2022年3月に日本建築学会他4団体と「災害時における歴史的建造物の被災確認調査および技術支援等に関する協力協定」を締結したが、その直後の発災であり、本システムを核として具体的な調査が行われることになった。
文化財防災センターというロールを本システムに組み込むために、逐次修正しつつ運用している。本システム構築の成果は、被災調査完了時に調査報告書という形で社会に還元され、GLoHBにデータとして蓄積され未来へ継承される。

Research Progress Status

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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