2020 Fiscal Year Annual Research Report
クリティカルポイント事例に基づく医療職連携教育プログラム実装・評価・モジュール化
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18H03029
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
杉本 なおみ 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (70288124)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒井 郁子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (10197767)
大西 弘高 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (90401314)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 職種間連携 / 卒後教育 / 医療コミュニケーション学 / 医師・看護師関係 / 医療者教育学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究プロジェクトの当初の計画では、2020年9月までにデータ収集を行う予定であったが、その直前の8月末に研究課題採択時点よりデータ収集を依頼していた医療法人Iから、傘下の病院における調査が困難になったとの理由により研究協力内諾の取り下げがあった。その後、2ヶ月を要して代替研究協力機関を模索し、2020年9月に別の医療法人Tより協力を得るに至り、2020年10月より調査を開始し、予定より約4ヶ月遅れの2021年1月にデータ収集を完了した。 その後、本来は医師・看護師間連携能力向上トレーニング・プログラムの開発・試行に止まらず、プログラム全体の有効性に関する評価を行う予定であったが、本調査の1つ前の段階に該当する「グループ化」調査の成果を国際学会(All Together Better Health、カタール国ドーハ市)で発表する予定であったところ、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延に伴い、実際の発表が約2年間延期されたため(発表応募2020年1月24日、会期の1年延期通知2020年4月21日、2021年10月22-25日に口演決定との演題採択通知2020年5月20日、当該学会をさらに1年延期(その後2021年3月3日に中止決定通知)し、希望者にはオンラインでの発表機会を設けるとの通知2021年1月23日、実際の発表2021年11月24日)、この調査の結果を踏まえて実施する予定であった評価とその成果発表を予定期間内に完了することが困難となった。 しかしながら研究支出を伴うデータ収集はすでに完了しており、今後は連携能力の主観的(自己)評価と客観的(介入前測定・介入後測定)評価の関連性検証により、本プログラムの教育効果の検証を行うと同時に本研究プロジェクト全体の遂行を完了する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
前項の通り、データ収集に遅れが生じたが、実績報告書執筆時点においては、全調査を完了している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の課題としては、前述の教育効果検証結果に基づき、各学習者の習熟度に応じた単元から学習を始めることを可能にするアセスメントツールの開発が想定される。これについても、学習者による主観的(自己)評価ではなく、本研究で用いたようなロールプレイ演習を用いて自由記述により回答する形式を用いることで、より適切かつ客観的なアセスメントが可能になることと思われる。
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