2020 Fiscal Year Annual Research Report
Association between equol, a metabolite of soy protein, and atherosclerosis in a community-based general population
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18H03048
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
藤吉 朗 滋賀医科大学, 医学部, 客員教授 (10567077)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近藤 慶子 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (20566567)
門田 文 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (60546068)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | エクオール / 大豆イソフラボン / 動脈硬化 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年3月17日(2019年度)に送付した尿検体につづき、血清検体(約1200人分)を2020年7月7日に測定機関に送ることができた(測定機関の都合によりこれ以上早い時期での検体送付はできなかった)。2021年1月に尿・血清共に結果がそろった(検体の数が多いため測定に数か月かかったのは予定通りであった)。その後、データの確認、クリーニング、および解析の事前打ち合わせを行った。2021年4月28日時点でSESSAコホートの男性ベースラインにおける冠動脈石灰化とエクオールとの関連の解析を概ね完了しており、概ね順調に進展している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年度は滋賀医科大学倫理委員会での承認を得るのに予想外に時間がかかったが、その後は年度内に第一目標であるSESSAベースラインの尿・血中のイソフラボン(エクオール、ダイゼイン、ゲニステイン)濃度のデータが揃った。年度をまたいで今年(2021年)度4月時点までにデータ整備などを終え、動脈硬化指標の一つである冠動脈石灰化との関連の解析も一通り完了したため。
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Strategy for Future Research Activity |
【現在までの進捗状況】の欄に記載した、SESSAコホートの男性ベースラインにおける冠動脈石灰化との関連の検討結果は、第53回日本動脈硬化学会総会・学術集会(2021年10月23-24日:https://www.c-linkage.co.jp/jas53/)にて発表を目標に演題提出を完了し、2021年4月29日現在結果待ちである。 今年度は測定機関および滋賀医大のSESSA事務局と協力しながらさらに女性コホートの検体(尿・血液)についてもエクオール、ダイゼイン、ゲニステインを測定すること、腸内細菌との関連も検討するため必要な検査を行うこと、を主に予定している。 解析については冠動脈石灰化とのより詳細な解析を進めるとともに、分担研究者らと分担し大動脈石灰化やその他の動脈硬化指標との関連も進めて行く。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Alcohol drinking and brain morphometry in apparently healthy community-dwelling Japanese men.2021
Author(s)
Ali Haidar Syaifullah, Akihiko Shiino, Akira Fujiyoshi, Aya Kadota, Keiko Kondo, Takahiro Ito, Hiroyoshi Segawa, Mohammad Moniruzzaman, Takashi Waki, Naoko Miyagawa, Ikuo Tooyama, Hirotsugu Ueshima, Katsuyuki Miura, Hirotsugu Ueshima, Katsuyuki Miura
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Journal Title
Alcohol
Volume: 90
Pages: 57-65
DOI
Peer Reviewed
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