2020 Fiscal Year Annual Research Report
10年の長期追跡研究に基づく男性骨粗鬆症予防効果の評価と看護モデルの構築
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18H03109
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Research Institution | Chukyo Gakuin University |
Principal Investigator |
梶田 悦子 中京学院大学, 看護学部, 教授 (50135373)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊木 雅之 近畿大学, 医学部, 教授 (50184388)
濱田 昌実 中京学院大学, 看護学部, 准教授 (70826552)
中谷 芳美 福井県立大学, 看護福祉学部, 教授 (90217753)
玉置 淳子 大阪医科大学, 医学部, 教授 (90326356)
神谷 真有美 中京学院大学, 看護学部, 教授 (90828518)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 男性骨粗鬆症 / 保健指導指針 |
Outline of Annual Research Achievements |
骨粗鬆症は一般に女性では重要な健康問題と捉えられ、男性は対象外であり先行研究も女性を対象としたものが殆どである。男性骨粗鬆症対策も公衆衛生の現場では重要な課題であることが最近の研究で明らかになってきた。男性では骨粗鬆症の罹患率や骨折発生率は女性の1/3と推計されるが、骨折後の死亡リスクの上昇並びに生活障害の度合いは男性が女性より深刻であることも指摘されている。 本研究は超高齢者社会における男性骨粗鬆症予防対策に焦点をあて、従来女性の主たる疾患と考えられていた。本症について10年間の追跡結果から予防対策を明らかにする目的で実施した。男性を対象にした根拠に基づいた予防対策を立案するには、従来の小規模集団での横断研究や短期介入研究では不十分で、地域住民の代表性のある集団を用いた縦断研究によるエビデンスを提示することが必要である。令和2年度が最終年度であったが、コロナ禍のため研究期間を延長した。本年度は保健指導指針を策定するために初年次から2年次に行った調査に基づいて、従来から骨粗鬆症検診に関わった地域看護職や関連職種とともに、10年の追跡調査のデータから保健指導のコアを体系化した。なお、コロナ禍のため、対面での訪問調査ではなく、データの郵送や電話により検討した。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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