2020 Fiscal Year Annual Research Report
科学技術と実践情報を統合した高齢者の早期問題予測ツールと最適ケアモデルの開発
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18H03112
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
福井 小紀子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (40336532)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内海 桃絵 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (40585973)
前田 一石 聖隷クリストファー大学, 看護学研究科, 臨床講師 (70706639)
山川 みやえ 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (80403012)
山本 則子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (90280924)
石川 孝子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 特任准教授 (90779927)
岩原 由香 医療創生大学, 国際看護学部, 講師 (40911326)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | ケアの最適化 / ケアモデル開発 / 科学技術 / データ統合 |
Outline of Annual Research Achievements |
3年計画で行う予定としていた本研究は、昨年度コロナ禍の影響により研究計画が変更となったため、研究期間を延長し4年目である今年度が最終年度となる。最初の2年間は、主に2病院(緩和ケア病棟と回復期リハビリ病棟)と1施設(特別養護老人ホーム)を研究協力機関として、療養する高齢者に対してセンシング計測機器により得られる「生体データ(客観的データ)」と看護記録やケア記録より得られるケア内容を収集し、適切なケア提供のためのリスクを予測する上で医療介護職が重視する側面(睡眠、排泄、皮膚トラブル、苦痛、予後)に焦点を当てて、関連性を検討した。3年目は、1-2年目データ収集が十分に叶わなかった医療介護職による療養者の観察と判断といった「ケアデータ(主観的データ)」を経時的に抜け落ちなく収集することを主たる研究目的とし、ケア記録をリアルタイムで収集する記録システムを導入している新たな特別養護老人ホーム6施設を研究協力機関として、そこに入所する高齢者のケアデータを収集し、その関連性を検討した。さらに、死亡者に関する追加情報をインタビュー調査にて収集した。今年度は、3年間で捉えた「生体データ(客観的データ)」と「ケアデータ(主観的データ)」を統合・解析し、睡眠障害、排泄障害、皮膚トラブル発生、痛み等の苦痛発生、死亡などの実際の問題発生との関連性を明らかにした。この結果を根拠としたコンテンツを搭載した。「早期問題予測ツール」と「最適ケアモデル」を関発した。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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