2021 Fiscal Year Annual Research Report
サルコペニアの早期発見バイオマーカーの探索と新しいトレーニング評価技術の確立
Project/Area Number |
18H03164
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Research Institution | National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition |
Principal Investigator |
山田 陽介 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 特別研究員 (60550118)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 司 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 研究員 (20822175)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | サルコペニア / 診断基準 / 生体電気インピーダンス法 / 筋質 / ガイドライン / 筋力トレーニング |
Outline of Annual Research Achievements |
老化とともに生体内の骨格筋組織の量と質が減少することはサルコペニアと定義され、近年その診断ガイドラインの改訂版が各国で作られ始めている。ヨーロッパにおける最新の診断ガイドライン(EWGSOP2)では、研究代表者らの長年の研究成果が実り、研究代表者らが開発し妥当性を検討した部位別多周波生体電気インピーダンス法(MF-BIA)が取り入れられた。なお、研究代表者らの開発したこの推定式は、ヨーロッパ人の高度肥満者においても高い妥当性を示すことが追試されている。また、出願していた特許(行動体力評価装置、行動体力評価方法及びプログラム)についても、査定され特許登録された(第6709462号)。昨年度構築した1884名のMF-BIAデータベースを用いて、サルコペニア診断基準の妥当性を調べた論文が刊行された(Yamada et al. JCSM 2021)。部位別MF-BIAをもちいて、大腿部の筋体積を推定する式を作成し、論文にて公開した(Taniguchi, Yamada et al. J Physiol Anthoropol 2022)。さらに、国際共同研究により、二重X線エネルギー吸収法(DXA)とMF-BIAとの組み合わせによる精度の高いサルコペニア評価法を開発した(Rush et al. 2022)。また、筋力トレーニングによる筋量と筋質の変化に関するランダム化比較対照試験を行い、筋力トレーニングが筋質を向上させ、サルコペニアを予防することが明らかになった(Otsuka, Yamada et al. JCSM 2022)。このように、最終年度に非常に多くの成果を得ることが出来た。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)