2019 Fiscal Year Research-status Report
Communication gap between funders and academia in tackling societal issues
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18K00258
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
望月 麻友美 大阪大学, 経営企画オフィス, 准教授 (10791733)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 科学技術政策 / 社会課題 / 欧州 / 研究力分析 / 助成 / コミュニケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、社会課題解決を目指す研究推進の場においてコミュニケーション、コンテクストギャップが存在すると仮定し、それが何かを明らかにするものである。令和元年度は初年度に引き続き、情報収集、文献研究等を進めた。具体的には、社会的課題の柱を事例のリスト化とその研究成果の整理に着手した。 8月に第41回EAIR (The European Higher Education Society) Forum、および9月に研究・イノベーション学会第34回年次学術大会に参加し,本研究課題に関連した発表を聞き、関係者との議論を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
所属機関における本研究以外の業務が増加し、また研究代表者が年度後期より療養の必要があり、調査の遂行が遅れている。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、年度末に予定していた国内調査および欧州での現地調査が延期となり、研究の遂行が著しく遅れている状況にある。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度、令和元年度と多くの課題が積み残しのままである。令和2年度は可能な限り、前年度等の課題と平行して研究を行っていく予定である。また新型コロナウイルスの影響による世界情勢の変化に柔軟に対応し、必要に応じて現地調査などの研究計画の変更も検討中である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響で調査出張が延期となったため、次年度使用額が生じた。世界情勢に対応しつつ、調査出張の遂行を計画している。
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