2019 Fiscal Year Research-status Report
An empirical study on the acoustic characteristics and lexical representations of native-like English
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18K00662
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Research Institution | Daito Bunka University |
Principal Investigator |
米山 聖子 大東文化大学, 外国語学部, 教授 (60365856)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北原 真冬 上智大学, 外国語学部, 教授 (00343301)
田嶋 圭一 法政大学, 文学部, 教授 (70366821)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 英語音声の明瞭性 / 英語音声の音響特性 / ネイティブらしい英語 / 語彙表示 / レキシコン / 外国語学習者 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、話し言葉における外国語学習者のレキシコンの特性が、音声産出や知覚にどのような影響を及ぼすのかに焦点を当て、知覚・産出実験、文献調査、および音声コーパスの調査によって、その実態とメカニズムを多角的な方法を用いて明らかにする。本研究では、研究対象を広げることにより、レキシコンの特性をより深く理解するとともに英語能力との関係についても検討を行うものである。本年度は以下の成果を発表した。
2019年8月30日から9月1日の3日間に早稲田大学で開催されたInternational Symposium on the Acquisition of Second Language Speechに採択され、発表を行った。本学会は第二言語の音声に特化した国際学会であり、2年に1度開催されている。今回は日本語母語話者の英語の単語の発音の特に語末の音響特性に焦点をあてた研究成果について発表した。
2020年2月17日に台湾交通大学(Graduate Program of Foreign Literatures and Linguistics, Department of Foreign Languages & Literatures)の2020 SPRING PHON BROWN BAGで招待講演を行った。Effects of L2 Prosody on L2 word production: Interaction between voicing and geminationという演題で、日本語母語話者の英語発話の際の語末の促音と有声化という第二言語の音響特性について講演した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本実験の完了がやや遅れているため。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度は2019年度に完了していない本実験を完了させる。また、2020年度は最終年度に当たるため、研究成果として国内外の学会での発表を行うとともに、学術論文として投稿する。また、研究報告会を行う予定である。
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Causes of Carryover |
本実験実施に関する経費(実験参加者参加費、アルバイト代金)の未使用分とコロナウイルスの影響で2020年3月に参加予定であった学会への参加ができなくなったたため、差額分が生じた。2020年度については、本実験実施を完了させることとと、予定していなかった分析を追加してその分析経費に使う。
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