2021 Fiscal Year Annual Research Report
Building a Twitter Database to Answer Political Science Research Questions
Project/Area Number |
18K01423
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
日野 愛郎 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30457816)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | ソーシャルメディア / Twitter / ランダムサンプリング / スノーボールサンプリング / 代表性 / アーカイブ |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、前年度の成果を踏まえ、スノーボールサンプリングによるTweetの収集システムの完成に継続的に取り組んだ。具体的には、フォロワー数の多いアカウントを起点にフォロワーのアカウントを収集し、2021年度までに合計5500万件強のアカウントを収集した。本プロジェクトは第一段階のアカウント、第二段階のTweetと二段階方式によりTweetを収集し、全てのアカウントのTweetを継続的に収集することを念頭に置いていた。しかし、恒常的により短いサイクルで収集を継続するために、収集したアカウントからランダムにサンプリングしたアカウントから、継続的にTweetを収集するプログラムを開発するに至った。新規に生成されたアカウントを追加していく際にも同様の仕様でランダムにサンプリングを繰り返し、Tweetを収集するアカウントを常に母集団の構成を反映するよう設計した。2021年度の研究は、Twitterのデータベースを構築するという当初の目的を踏まえたものであり、2019年度までに開発したランダムサンプリングによる収集の精度をスノーボールサンプリングのもとで維持できるかを追究したものである。2019年度に行った研究では、特定のキーワード(選挙時の政党名など)の増減やトピックモデルによるトピックの抽出について詳細な検討を加え、その成果を情報科学分野の主要査読誌であるInternational Journal of Information Managementに査読を経て掲載された。同様に、スノーボールサンプリングにより得られたTwitterデータがどの程度ランダムサンプリングと近い構成になっているかを継続的に検討する。
|
Research Products
(7 results)
-
-
-
-
-
-
[Book] Decline of pillarisation in Europe, resilience in Japan?: The case of value-based parties, Komeito and Christian democracy, Foret, F., and Hino, A. (Eds.). Value Politics in Japan and Europe2021
Author(s)
Endo, M., Foret, F., & Hino, A.
Total Pages
66-78
Publisher
Routledge
ISBN
9780367551278
-