2019 Fiscal Year Research-status Report
生活支援体制整備事業における生活支援コーディネーターと協議体のあり方に関する研究
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18K02160
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Research Institution | Sendai Shirayuri Women's College |
Principal Investigator |
志水 田鶴子 仙台白百合女子大学, 人間学部, 准教授 (70326750)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 生活支援コーディネーター / 地域づくり |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は生活支援コーディネーターと協議体の展開方法を明らかにすることを目的とする。新型コロナウイルス予防のため、計画しているほとんどの調査を実施することはできなかった。しかし、時間はわずかな時間だったが、調査対象のA市の今年度の第1層生活支援コーディネーターと昨年度までの担当者に聞き取り調査を実施することができた。 今年度から担当した第1層コーディネーターは社会福祉協議会の勤務歴は長く、生活困窮者の支援なども担当してきたが、生活支援コーディネーターの業務には間接的にも関わっていなかったため、生活支援コーディネーターとしての地域づくりは手探りの状態が継続しているとのことであった。しかしながら前担当者との関係が良好であるため、折に触れ相談し情報提供などのサポートを提供していた。第2層コーディネーターとの業務の住み分けは明確であり、第2層コーディネーターと介護支援専門員なども参加する会議に同席するなど、幅広く地域づくりに関する情報を把握する機会を得ていた。しかしながら、第1層コーディネーターとしての役割や第2層生活支援コーディネーターとの連携、第2層コーディネーターに対する後方支援の方法などについては、今後の活動する中で明確にしていくべき課題ということであった。どの地域においても、生活支援コーディネーターの異動はあることだが、生活支援コーディネーターの交代によって地域づくりが停滞するという課題を解決するためには、業務の申し送りを行う際のポイントを示すことも今後研究を進める上で明らかにする必要があると考える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルスによって調査活動は自粛している。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス対策の動向を踏まえて、現実的に調査活動が展開できるよう計画を再検討する必要があるが、現段階ではどの見通しが十分立っていない。文献研究なども進めながら、今後の状況を注視し、調査が可能になった段階で遅れを取り戻したいと考えている。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス予防のため調査研究が思うように進まなかったこと、人事異動などによって調査に対する協力がえられなかったことがある。新型コロナウイルスの流行が沈静化し、都道府県間の異動が可能になる時期が現段階では読めず、実現可能な計画を立案することは難しい。状況を注視し、早い段階で実現可能な研究計画になるよう修正を加え、研究を遂行したい。
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