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2020 Fiscal Year Research-status Report

Investigation in Okinawa about reproduction of the women who bore a child in the youth

Research Project

Project/Area Number 18K02390
Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

上間 陽子  琉球大学, 教育学研究科, 教授 (90381194)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywords若年出産 / 母子家庭 / 社会関係資本
Outline of Annual Research Achievements

今年度はコロナの影響があったが、聞き取りは76名の方に終了した。今回の調査の実査目標数が80名であるため、まずまずのデータ獲得数だと思われる。
中間的な分析だが、20代と10代では学校体験の差異があり不登校開始年齢が降りてきていること、全体的に暴力の問題があり、51名の方が暴力を受けた経験を話していること、初職が風俗業界で会った方が47名、全員が18歳未満のときに従事していたということがわかっている。
またパートナーとの関係が育児に与える影響が少なく、女性の母親、原母の協力がどうあるかによって、子どもの養育環境・発達状況には違いがある。
原母的なものをどうやって社会的な支援として作りだしてくのかが今後の課題になると思われる。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本調査は80名のデータを獲得することを目的としたものである。そういった意味では76名となっていることから数が若干少ないとはいえる。とはいえ、コロナ禍の状況で聞き取り調査は困難を極めているが、こうした困難のなかでも一定程度データを獲得できたことは良かったと思われる。1年間の延長が認められたので、今年度は当初予定していた目標獲得数を超えるように動きたいと思っている。

Strategy for Future Research Activity

昨年度の聞き取り協力者のなかには、特に深刻な暴力を受けたものも目立つことから、精神科医斉藤里菜氏をお招きして、支援・介入の具体的なノウハウを学ぶために、4月に講演会・学習会を企図した。
また緊急事態宣言が終わった6月末から7月にかけて5名のデータをとり、8月にはトランスクリプトの確認を終えたい。

Causes of Carryover

コロナ禍においてインタビューの目標数を達成できなかった。不足しているぶんは2021年度実施予定であり、そのためトランスクリプト化の費用を残している。

  • Research Products

    (2 results)

All 2020

All Book (2 results)

  • [Book] 海をあげる2020

    • Author(s)
      上間陽子
    • Total Pages
      240
    • Publisher
      筑摩書房
  • [Book] 地元を生きる2020

    • Author(s)
      岸政彦・打越正行・上原健太郎・上間陽子
    • Total Pages
      439
    • Publisher
      ナカニシヤ出版

URL: 

Published: 2021-12-27  

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