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2021 Fiscal Year Annual Research Report

Development of a competency-based history education curriculum required for human resources who will create the next generation's hometown

Research Project

Project/Area Number 18K02612
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

兵藤 清一  愛媛大学, 教育学研究科, 准教授 (10782625)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 宮薗 衛  新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (00209909)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywordsコンピテンシー・ベース / 個別最適な学び / 協働的な学び / 「活動」のハイブリット化
Outline of Annual Research Achievements

本研究は,地方創生の観点から,次代の郷土を創る人材に求められるコンピテンシーを明確にした歴史教育カリキュラムモデルの開発を目的としている。 2021年度は,コンテンツとコンピテンシーの関係を相互に関連し合いながら共に育成されていくもので,相互依存的かつ促進的な関係とし,「コンピテンシー・ベース」のカリキュラムを,コンテンツとコンピテンシーを結び付け有機的に統合し,共に育成することを目指すものであるとし,その本質的な意味を明確にするために「コンテンツと結び付いたコンピテンシー」の育成を基盤としたカリキュラム(Curriculum Based on Fostering Competency Linked to Content 【CBFCLC】)と再定義した。
その上で,2019年度に示した,「総体としてのコンピテンシー」の内的構造モデル(社会科における社会認識体制を含む公民的資質の基礎の内的構造モデル)を基に,Web調査法(web survey)を用いてアンケート調査を行い,地域における独自性や共通性を分析し,「総体としてのコンピテンシー」の内的構造モデルを精緻化するとともに,開発した単元構想モデルを基にした授業デザインに活かしていった。さらに,2020年代を通じて実現を目指す「令和の日本型学校教育」の姿である「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的充実を踏まえ,「個別最適な学び」の要素を「指導の個別化」と「学習の個性化」,「協働的な学び」の要素を「協働」とし,これらの要素を子どもたちの「活動」の状態と捉え,このような状態の「活動」を,授業及び単元構成において適切に組み合わせることを「活動」のハイブリット化とし,それにより子どもたちの学習が拡張し「個別最適な学び」と「協働的な学び」の成果が往還することで一体的に充実していくことを目指した授業実践を行った。

  • Research Products

    (3 results)

All 2021

All Presentation (3 results)

  • [Presentation] 「コンピテンシー・ベース」のカリキュラム開発の考え方 ― C B F C L C開発の理論 ―2021

    • Author(s)
      兵藤清一
    • Organizer
      日本カリキュラム学会
  • [Presentation] 活動理論的アプローチによる拡張的な学びを促す社会科の授業開発 -「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的充実を目指して-2021

    • Author(s)
      兵藤清一 中村惇哉
    • Organizer
      日本教育実践学会
  • [Presentation] 活動理論的アプローチによる個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実を目指す社会科の授業開発2021

    • Author(s)
      兵藤清一 中村惇哉
    • Organizer
      日本社会科教育学会

URL: 

Published: 2022-12-28  

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