2023 Fiscal Year Annual Research Report
Aesthetic Education in Teacher Education:Designing the Classwork within the Cooperative Expression
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18K02682
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
桂 直美 東洋大学, 文学部, 教授 (50225603)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒尾 岳児 東京音楽大学, 音楽学部, 准教授 (10378284)
北澤 俊之 東洋大学, 文学部, 教授 (70553741)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 美的教育 / 芸術批評 / 主体性 / カリキュラム構成 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、「美的教育」の特徴の一つとしての音響芸術鑑賞と視覚芸術作品鑑賞の相互作用を踏まえて、学習者各個人の自由な表現を涵養するカリキュラム・授業構成を追究してきた。2022年度までにアクションリサーチと授業分析を終え、本年度はその考察に基づいて、国際学会でのパネル発表を行った。 2022年度に本学に招聘したアルサップ氏との共同授業では、国立博物館所蔵の雪舟の水墨画や武満徹の前衛音楽作品等を始めとして日本的な芸術作品を基調となる素材としてとりあげ、個の自由な表現を促すために学習者にとって自身の文化を自覚的に探究できることを要件として、自由な表現の生成に焦点を当てた。協同表現と鑑賞の活動の相互作用を重視し、視点の多様性を味わうことを学習者の課題として、共同創作表限に最も比重をおいた授業構成とした。そのために、鑑賞の多様性を具体化するだけでなく、協同表現のためのコミュニケーションを促す手法として図形楽譜やオノマトペを補助的な手段として組み入れた。このラボラトリー型オープンカリキュラムの成果を、アルサップ氏をチーフとした5名の研究者のパネルにおいて発表した。 2023年度に基盤(C)で別に採択している課題「芸術批評に基づく授業構成モデルの展開:ホリスティックな学びのパラダイム」に関わる出張で、オスローで開催された音楽教育哲学国際シンポジウムに出席したが、そこでの対面の発表により、本研究の成果発表を行うことができた。
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Research Products
(2 results)