2019 Fiscal Year Research-status Report

A Practical Study of the "Self Team Teaching" Method for the Improvement of Teacher's Behaviors in Lessons.

Research Project

Project/Area Number	18K02895
Research Institution	University of Toyama
Principal Investigator	小川亮富山大学, 学術研究部教育学系, 教授 (00194465)
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha)	上木佐季子富山大学, 学術研究部教育研究推進系, 准教授 (70214434)
Project Period (FY)	2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords	一人TT / 教育養成 / 自己調整学習
Outline of Annual Research Achievements	一人TTについて，大学教育での実践ならびに，学校教育現場での実践研究を進めてきた。昨年度の研究成果として，日本教育工学会の秋季全国大会（名古屋）において，「一人TT研修プログラムの開発と評価　：教員免許更新講習における研修プログラムの実践評価」の研究発表を行い，令和元年に行った教員免許更新講習の内容とその効果について発表を行った。日本心理学会第83回大会（大阪：立命館大学）において，「一人TT方式による教育心理学の授業実践と評価　：一人TT方式の授業に適したビデオ教材の開発」と題した発表を行い，教育心理学の授業において実践した一人TT方式の授業の内容と，その評価について公表した。日本教育心理学会第61回総会では，「教員対象の「一人TT方式」研修プログラムの開発」（１）」と題して，教員対象の研修プログラムの開発と評価について報告した。第41回北陸３県教育工学会福井大会では，「一人TT方式による授業実践と評価」と題して，この２年間で行った研究の成果と問題点について発表した。大学における実践として計画していた，情報処理教育における実践研究は，分担者の授業時間割の関係で実行が難しくなったので，令和２年度持ち越すことにした。学校現場における実践については，平成31年度に続けて，中学校英語の授業における教材作成を対象に研究を進めている。年度末からの新型コロナウイルスの感染拡大と感染防止の動きの中で，大学ならびに学校現場では研究を進めることが難しい状況になり現在にいたっている。
Current Status of Research Progress	Current Status of Research Progress 3: Progress in research has been slightly delayed. Reason 年度末からの新型コロナウイルスの感染防止の影響で，大学における研究ならびに教育現場との共同研究に遅れが出ている。
Strategy for Future Research Activity	今年度に入って，新型コロナウイルスの影響が大きく広がり，大学ならびに教育現場で計画していた研究が大きく遅れているのが現状である。今後の方針について，状況を見ながらすすめて行くことになるが，研究期間を１年間伸ばすことも視野に入れる必要を感じている。