2021 Fiscal Year Research-status Report
GAP導入経営体・産地の段階的発展における課題と市場成立要件
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18K05841
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Research Institution | Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine |
Principal Investigator |
宮崎 さと子 (窪田さと子) 帯広畜産大学, 畜産学部, 助教 (90571117)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 洋一 帯広畜産大学, 畜産学部, 助教 (80708404)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | GAP / 市場形成 / 輸出 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初の予定では、輸出戦略としてのGAPの位置づけ(GAP取得の必要性やASIAGAPの市場価値など)に関して,台湾とベトナムの食品流通業者に対する聞き取り調査を行う予定であった。新型コロナウイルス感染症の影響も踏まえ、オンライン調査を実施する予定であったが、調査会社を通じた情報収集が費用の面などで困難であり、研究には至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍で海外に対するオンライン調査の需要が増えており、特に費用の面で折り合いがつかなかった。また、海外のカウンターパートとの打ち合わせも行ったが、地域外に自由に行き来できる状況になく、研究の実施は断念した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究として、前年度の方針を引き続き踏襲し輸出戦略としてのGAPの位置づけを明らかにすることを目的に、1)GFSIにおける認証スキームの機能と、2)ASIAGAPの市場価値、の2点についてヒアリング調査を行いたいと考えている。 一方で、新型コロナウイルス感染症の状況次第では海外調査が困難となることも踏まえ、代替案として「海外市場で取引を行っている、または行う予定である国内企業」に焦点を当てアンケート調査を実施し、GAP取得の意義について明らかにする。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の影響により、予定していた調査ができなかった。次年度は状況が落ち着けば、輸出戦略としてのGAPの位置づけを明らかにするため、台湾とベトナムにおけるヒアリング調査を実施する。また、状況次第では国内におけるアンケート調査に変更し、同課題を別の視点から明らかにしていく。
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