2022 Fiscal Year Annual Research Report
Mindfulness Cognitive Therapy for Cancer Patients
Project/Area Number |
18K07476
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
藤澤 大介 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30327639)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | マインドフルネス / がん / 慢性痛 / 内受容感覚 / うつ病 / 不安 / 睡眠 |
Outline of Annual Research Achievements |
マインドフルネス認知療法は、当初うつ病を対象に海外で開発された介入法であるが、その適応は精神・身体の両面に広がっている。本研究では、初年度の2018年度は、Mark Williamsらの原法に基づいたマインドフルネス認知療法プログラム(毎週1回2時間×8週間×集団療法形式)を開発し、2019年度は、様々ながん種や治療設定で活用できるよう、個人療法形式(1回約1時間×8回×柔軟な治療間隔)に修正した。セッションは、①前セッションの振り返り(約5分)、②ホームワークの振り返り(約10分)、③当該セッションの中心的エクササイズ(約15~30分)、④エクササイズの振り返りと解説(約10分)、⑤ホームワーク設定(約5分)という構造であった。その上で、慶應義塾大学病院において、同大学医学部倫理委員会の承認の下、7名のがん患者(乳がん、婦人科がんが主)を対象に実施可能性を検討した。全員がプログラムを完遂した。介入前後で、抑うつ・不安(Hospital Anxiety & Depression Scale:HADS)、症状負荷(Edmonton Symptom Assessment Scale:ESAS)、睡眠(アテネ睡眠尺度)で改善が認められ、十分な実行可能性が担保された。 2020年度はCOVID-19のため当該施設で臨床研究が一時凍結となった。その後も、COVID-19の状況のため、対面・集団でのプログラムの実施が困難であった。そのため、オンライン形式でのプログラム実施の方向へ研究計画の転換をはかった。2020年後半から2021年度はがん患者を含む慢性痛患者に対するオンラインによる集団療法を提供し、実施可能性が実証された。有害事象も収集され重篤な有害事象はないことが確認された。2022年度も継続して症例を蓄積した。
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Research Products
(67 results)
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[Journal Article] Most Important Things and Associated Factors With Prioritizing Daily Life in Patients With Advanced Lung Cancer2022
Author(s)
Kameyama N, Sato T, Arai D, Fujisawa D, Takeuchi M, Nakachi I, Kawada I, Yasuda H, Ikemura S, Terai H, Nukaga S, Nakano Y, Hirano T, Minematsu N, Asakura T, Kamatani T, Tanaka K, Suzuki S, Miyawaki M, Naoki K, Fukunaga K, Soejima K
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Journal Title
JCO Oncology Practice
Volume: 18
Pages: e1977-e1986
DOI
Peer Reviewed
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