2019 Fiscal Year Research-status Report
再発胃癌患者に対する放射線治療と抗PD-1抗体併用療法の腫瘍免疫学的解析
Project/Area Number |
18K07685
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
鈴木 義行 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (60334116)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田巻 倫明 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (20400749)
河野 浩二 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (40283204)
三村 耕作 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (90568031)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 腫瘍免疫 / 放射線治療 / 胃癌 / PD-1 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、研究代表者・分担者らによる医師主導試験「標準治療不応の切除不能な進行・再発胃がんに対する局所放射線療法とNivolumab(抗PD-1抗体)併用療法の第I/II相臨床試験」に含まれるトランスレーショナル研究として行われている。当該試験は、福島県立医科大学臨床研究審査委員会で承認され、2018 年3月より試験開始された。現在(2020年5月)までに38例の患者が登録され、40例/2年間の予定から数か月遅れたものの、概ね当初の予定通りに進められている。 登録された患者については、プロトコールに従い、①治療前、②放射線治療後、③抗PD1抗体治療中、④治療後、に臨床検体(末梢血・腫瘍組織)の採取、及び、臨床情報の収集が行われている。これまでに収集した臨床検体(末梢血・腫瘍組織)は、一定数に達したら一括して解析する(①末 梢血中のリンパ球サブ セット(CD4、CD8、Treg、Th17、等)、各リンパ球 分画におけるPD1発現、②末梢血単核球網羅的遺伝子解析、③包括的自己抗体プロファイリング、④腫瘍組 織のPD-L1、HLA cla ss I、腫瘍浸潤リンパ球)ことにしており、全て、研究室内の液体窒素タンク・冷凍庫内に凍結保存している。 予定症例数の患者の登録、治療、観察・検体採取が終了次第、検体の解析を行う予定で、現在、解析方法などについて検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
症例の登録(40例/2年間)が概ね当初の予定通りに進められている。
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Strategy for Future Research Activity |
最終の登録患者の治療・検体採取(末梢血・腫瘍組織)が終了次第、これまでに収集した臨床検体(末梢血・腫瘍組織)を一括して解析する(①末梢血中のリンパ球サブ セット(CD4、CD8、Treg、Th17、等)、各リンパ球 分画におけるPD1発現、②末梢血単核球網羅的遺伝子解析、③包括的自己抗体プロファイリング、④腫瘍組 織のPD-L1、HLA cla ss I、腫瘍浸潤リンパ球)。
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Causes of Carryover |
検体の解析が次年度になったため。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Phospho-STAT1 expression as a potential biomarker for ant-PD-1/anti-PD-L1 immunotherapy for breast cancer.2019
Author(s)
Nakayama Y, Mimura K, Tamaki T, Shiraishi K, Kua LF, Koh V, Ohmori M, Kimura A, Inoue S, Okayama H, Suzuki Y, Nakazawa T, Ichikawa D, Kono K.
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Journal Title
Int J Oncol.
Volume: 54
Pages: 2030-2038
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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[Presentation] Combination Therapy of Intravenously Injected Microglia and Radiation Therapy Prolongs Survival in a Rat Model of Spontaneous Malignant Glioma,2019
Author(s)
Suzuki Y, Okonogi N, Sato H, Oike T, Yoshimoto Y, Mimura K, Noda SE, Okamoto M, Tamaki T, Morokoshi Y, Hasegawa S, Ohgaki H, Yokoo H, Nakano Y
Organizer
European Society of Therapeutic Radiology and Oncology’s (ESTRO) 38th Annual Meeting
Int'l Joint Research
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