2019 Fiscal Year Research-status Report
新マルチパラメトリックMRIによる膀胱腫瘍の深達度診断法の開発と治療戦略への応用
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18K07735
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Research Institution | Kyoto Tachibana University |
Principal Investigator |
鳴海 善文 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (90273664)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣瀬 善信 大阪医科大学, 医学部, 教授 (20293574)
東 治人 大阪医科大学, 医学部, 教授 (40231914)
重里 寛 大阪医科大学, 医学部, 助教 (80794768)
東山 央 大阪医科大学, 医学部, 助教 (80738104)
稲田 悠紀 大阪医科大学, 医学部, 非常勤講師 (50530531) [Withdrawn]
大須賀 慶悟 大阪医科大学, 医学部, 教授 (90332741)
山本 聖人 大阪医科大学, 医学部, 助教 (80779710) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | bladder cancer / MRI / VI-RADS / staging |
Outline of Annual Research Achievements |
令和元年度は膀胱がんのmp-MRI症例の集積を継続した。本研究の今年度の症例蓄積は約30症例で、その研究成果は2020年9月のESUR(European society of urogenital society)および12月のRSNA(Radiological society of North America)で発表する予定であったが延期になり来年度に発表予定である。 それと並行してイタリア、米国、ブラジルの放射線科医、英国の泌尿器科医らと国際的なチームを作り、膀胱がんの診断基準の国際標準化:VI-RADS(Vesical imaging reporing and diagnosis sysstem)の継続を行い、その詳細は2019年5月のACAR(Asian Congress of Abdominal Radiology)、 ESURにて発表し論文化した。またこのシステムの検証論文は、中国、米国、イタリア、日本など各国で論文化されている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度の症例蓄積は、主任研究者の移動とCO-VIDS19の影響のために少し遅れている。国内および国際学会の中止、延期により未だ研究発表は行う機会が得られてないが、国内および国際的学会活動が再開次第、学会発表を行う予定である。 なお症例蓄積の経過中のパイロットスタディーで、高分解能3DT2強調画像による斜位断面の選択による特異度の向上が、統計的に有意に得られないことが判明した。拡散強調画像におけるZoomed diffusion法による画質の明瞭化が得られることがわかり、限定された検査時間の中で高分解能3DT2強調画像を拡散強調画像のZoomed diffusion法に置き換えたプロトコールで症例の蓄積を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はZoomed diffusion法を用いた拡散強調画像による膀胱がんの筋層浸潤の感度、特異度の診断能、および造影ダイナミックMRIによるSLE(submucosal linear enghancement)の出現頻度と出現時の筋層浸潤の感度、特異度の研究に的を絞って研究を進めていく予定である。研究代表者は移籍したが、研究分担者との密接な連絡のもとに研究を推進する。 また、同時にVI-RADSの国際的な認知を高めるために各国の放射線科医、泌尿器科医と講演、討論、および論文執筆を推進する予定である。
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Causes of Carryover |
2020年3月に行われる予定であったベトナムのホーチミンの講演がCOVID19の流行により中止になった。 本年度末と来年度の国際学会発表で使用する計画である。
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Research Products
(10 results)
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[Journal Article] Diagnostic Performance of Vesical Imaging Reporting and Data System for the Prediction of Muscle-invasive Bladder Cancer: A Systematic Review and Meta-analysis.2020
Author(s)
Woo S, Panebianco V, Narumi Y, Del Giudice F, Muglia VF, Takeuchi M, Ghafoor S, Bochner BH, Goh AC, Hricak H, Catto JWF, Vargas HA.
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Journal Title
Eur Urol Oncol
Volume: 3
Pages: 306-315
DOI
Peer Reviewed
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