2021 Fiscal Year Annual Research Report
A Developing Diagnostic Method of Invasion Depth about Bladder Cancer, using a new Multi-Parametric MRI and applying it to a Therapeutic Strategy
Project/Area Number |
18K07735
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Research Institution | Kyoto Tachibana University |
Principal Investigator |
鳴海 善文 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (90273664)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣瀬 善信 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (20293574)
東 治人 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (40231914)
重里 寛 大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (80794768)
東山 央 大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (80738104)
稲田 悠紀 大阪医科薬科大学, 医学部, 非常勤講師 (50530531) [Withdrawn]
大須賀 慶悟 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (90332741)
山本 聖人 大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (80779710) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 膀胱がん / MRI / multiparametric / VI-RADS |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、膀胱腫瘍の深達度診断において、MRIにおける問題点を抽出し、特に治療戦略に大きな影響を与える表在性腫瘍(stage T1以下)と筋層浸潤腫瘍(stage T2以上)を正確に区別し、過剰診断と過剰治療を防ぐためのMRIの筋層浸潤診断における特異性を検証することである。 この目的達成に向け、TUR生検施行前の膀胱腫瘍を対象とし、臨床情報と連携を取りながら正確な病理学的深達度診断を行いつつ、過剰診断を防ぐための3つのパラメーターを検証し、膀胱腫瘍の診断におけるMRIの有用性を明らかにしてきた。 その過程でマルチパラメトリックMRIの国際的な診断基準が必要と考えイタリア、米国、英国、ブラジルの放射線科医、泌尿器科医、病理診断医と連携してT2強調画像、拡散協調画像、造影ダイナミックMRIを含めたマルチパラメトリックMRIを基本シークエンスとする診断基準であるVI-RADSを提唱するに至った。 令和3年度は、VI-RADSを提唱してからの3年間で発表された65件のVI-RADS検証論文(meta-analysisを含む)を対象に、その内容を検討した。結果、VI-RADSは客観性の高い膀胱癌のMRI診断基準であること示唆された。
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Research Products
(2 results)