2021 Fiscal Year Research-status Report
フラボノイド系化合物による膀胱時計調律機構の解明と夜間頻尿患者の時間治療への応用
Project/Area Number |
18K09154
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Research Institution | Department of Clinical Research, National Hospital Organization Kyoto Medical Center |
Principal Investigator |
伊東 晴喜 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (10817448)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 崇之 京都大学, 医学研究科, 助教 (90806605)
根来 宏光 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (80708595)
奥野 博 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 内分泌代謝高血圧研究部, 研究室長 (90263079)
坂根 直樹 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究室長 (40335443)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 夜間頻尿 / 時計遺伝子 / ノビレチン |
Outline of Annual Research Achievements |
(臨床研究)2021年度は予定通り最終登録者の試験終了を2021年7月16日に終了した。今までの登録者の検体をまとめSNPの評価を行いまたその他のデータも解析、すべての結果が出ているわけではないが2022/4月現在学会発表抄録を作成し投稿した状況である。今までのコロナウイルス感染症の影響で進行が遅れているため、2022年1月に科研費延長申請を行った。また特定臨床研究のため終了報告を行い2022年2月認定倫理審査委員会より承認を得て臨床研究実施計画・研究概要公開システム(jRCT)へ報告している。
(基礎研究) フラボノイド系化合物のvivoでの投与実験を行うにあたり、膀胱時計遺伝子が発現低下している評価モデルとして、Cre-loxPシステムを用いて尿路上皮特異的Bmal1KOマウスを作成した。マウスの排尿行動を測定したが、コントロールと比べて顕著な差は確認できなかった。このためノビレチン投与による排尿機能の差を検出するのは困難と考え、vivoの実験は見合わせている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今までのコロナウイルス感染症の影響で進行が遅れているため。
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Strategy for Future Research Activity |
さらに解析をすすめ論文投稿を予定。
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Causes of Carryover |
次年度雑費(必要なら倫理委員会費用、臨床研究保険費用)、その他
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