The creation of bone regenerative therapy by gene activated matrix with viruses vector

2020 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 18K09726
• Research Institution: Tohoku University
• Principal Investigator: 三浦 桂一郎 東北大学, 歯学研究科, 助教 (10634446)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 鎌倉 慎治 東北大学, 医工学研究科, 教授 (80224640) ; 住田 吉慶 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (50456654) ; 中谷 佑哉 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 客員研究員 (50770822) [Withdrawn]
• Project Period (FY): 2018-04-01 – 2021-03-31
• Keywords: 骨再生医療 / Tissue engineering / Gene Activated Matrix / ウィルスベクター

Outline of Annual Research Achievements

顎顔面口腔外科領域における骨再生療法は需要が高い。現在は自家骨移植がゴールドスタンダードだが、採取部位の侵襲、ならびに採取できる骨量に限界があるため、自家骨に匹敵するバイオマテリアルが望まれている。われわれは、プラスミドベクターを搭載した骨形成能を有する遺伝子を発現する遺伝子活性化基質(Gene Activated Matrix: GAM)が優れた骨再生能を有することを証明してきたが、プラスミドベクターは遺伝子導入効率が低く、大量のベクターを要するため、より遺伝子導入効率の良いGAMの開発が望まれている。一方、ウィルスベクターは遺伝子導入効率は高いが、重篤な副作用が出現する点が問題である。本研究は、従来の発想にない安全性の高いウィルスベクターを用いたGAMを開発することを目的としている。
現在は、非ウィルス性ベクターと比較して優位性を非ウイルス性ベクターと比較して優位性を認めなかったため、濃度や担体への組み込み方などの詳細な条件を評価しているところである。