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2023 Fiscal Year Annual Research Report

Analysis of the interaction between adipokines and macrophages in the development of atherosclerosis caused by periodontal disease.

Research Project

Project/Area Number 18K09914
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

古堅 麗子  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (90253674)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 齋藤 俊行  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (10170515) [Withdrawn]
林田 秀明  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (20238140) [Withdrawn]
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2024-03-31
Keywords歯周病 / 動脈硬化 / アディポカイン
Outline of Annual Research Achievements

歯周病は歯肉における慢性炎症であるが、血流などにより全身の健康にも影響を与えていることが報告されている。とりわけ、糖尿病については数多くの研究がなされ、エビデンスとして確立されているが、肥満や動脈硬化との関連については、そのメカニズムが確立されていない。我々は、これまでの疫学研究において、重度の歯周病では、アディポサイトカインであるレジスチンやPAI-1の血中レベルが高く、また歯肉出血など炎症が活発な状況で、その傾向が高まることを結果として得ており、歯周病による炎症と肥満が関連するアディポカインについて、細胞を用いたin vitro解析をおこなってきた。本研究では、動脈硬化に与える影響について解析できるモデルとして内皮細胞とマクロファージの共培養システムを作成し、歯周病が動脈硬化に与えるメカニズムのうち、アディポカインやサイトカインとの相互作用についての解析を試みることとした。
ヒト末梢血由来単核球や単球系細胞であるU937を用い、サイトカイン添加培養やPMA処理にて分化レベルを変え、ヒト血管内皮細胞と共培養システムにおいて、共培養時および単独培養時での培養上済中の様々なアディポカインやサイトカイン産生量の変化についてELISA法を用いて比較した。さらに、培養後細胞よりmRNAを抽出し、real time-PCR法にてmRNAレベル、さらにWestern blotting法にてタンパクレベルでの発現を比較した。また、アディポカイン添加や高血糖培地における産生量の変化を解析することで、歯周病と動脈硬化の関連を推測することとした。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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