2018 Fiscal Year Research-status Report
National survey and program development for endoscopic surgery training
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18K09993
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| Research Institution | Hokkaido University |
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Principal Investigator |
倉島 庸 北海道大学, 医学研究院, 准教授 (40374350)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平野 聡 北海道大学, 医学研究院, 教授 (50322813)
海老原 裕磨 北海道大学, 医学研究院, 特任講師 (50632981)
七戸 俊明 北海道大学, 医学研究院, 准教授 (70374353)
村上 壮一 北海道大学, 医学研究院, 助教 (80706573)
パウデル サシーム 北海道大学, 医学研究院, 客員研究員 (80811489)
渡邊 祐介 北海道大学, 医学研究院, 客員研究員 (90789405)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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| Keywords | 外科教育 / 内視鏡外科 / 外科修練 / 全国サーベイ |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では一般外科領域で広く普及したものの、体系的な修練システムが確立しておらず、その修練環境についても未だ実態が把握されていない本邦の内視鏡外科手術修練の現状を調査し、新たな修練モデルを開発することを目的とした。具体的には以下の3つの目的を柱とした研究が進行中である。
1). 内視鏡外科修練状況および手術手技習熟度を調査する全国サーベイを実施する
2). サーベイから得られたニーズに基づく内視鏡外科修練プログラムモデルを開発する
3). 修練管理システムにより内視鏡外科修練プログラムを実施し有用性を検討する
平成30年度研究計画は「A).全国サーベイのためのアンケート項目作成、およびB).全国サーベイ実施、データ収集および解析」であった。研究は計画通り進行し、日本内視鏡外科学会教育委員の協力により全国サーベイのための詳細なアンケート項目が作成された。さらに平成30年7～8月にかけて日本内視鏡外科学会卒後10年目以下の会員約2600人を対象に「内視鏡外科修練に関する全国サーベイ」の実施を完了した。アンケート回答は紙媒体郵送およびオンラインシステムの2つの手法を用いることで高い回答率の確保を図った。最終的な回答率は28.5%であった。アンケート結果からは現在の日本国内の若手外科医の内視鏡外科修練状況、内視鏡外科手術経験と自己評価による習熟度が明らかになった。サーベイデータの解析結果は平成30年12月6日に福岡で開催された日本内視鏡外科学会学術集会中、本研究結果を報告する特別企画にて報告された。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
上記研究実績概要への記載のごとく、 平成30年度研究計画にある「A).全国サーベイのためのアンケート項目作成、およびB).全国サーベイ実施、データ収集および解析」はすでに終了しており、さらに本研究の協力学会である、日本内視鏡外科学会学術集会においてその解析結果を報告済みである。
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| Strategy for Future Research Activity |
平成30年度研究計画にある「A).全国サーベイのためのアンケート項目作成、およびB).全国サーベイ実施、データ収集および解析」は予定通り終了した。
平成31年度研究計画である、「内視鏡外科基本知識・手技プログラム開発」および「内視鏡外科手術別修練プログラムモデル開発」については現在、その開発を進めるために国外の既存プログラム情報、国内外科関連学会提供の情報、外科教育領域の論文情報を収集しながら、国内の現状に合わせたプログラム原案を検討中である。プログラム開発の後には平成32年度の研究計画である「修練管理システムによるプログラム実施および有用性検討」を行い、本研究の最終的な目的達成に繋げる。
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| Causes of Carryover |
平成30年度から平成31年度への繰越金額は267,152円であった。この繰越金は当初支払い予定であった、全国サーベイのアンケート発送・回送作業代119,756円の請求及び郵送に関わる切手代等の支払いが遅れたために生じたものであり、平成31年度に使用予定である。平成31年度以降の予算については概ね計画通り使用予定である。
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