2019 Fiscal Year Research-status Report
Development of the Collaborative Education Program Based on Clinical Judgment of Nurses in the Oncology Team
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18K10140
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
眞嶋 朋子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (50241112)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡本 明美 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (20456007)
梅田 恵 昭和大学, 保健医療学部, 教授 (20522410)
楠 潤子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (30554597)
増島 麻里子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (40323414)
長坂 育代 千葉大学, 大学院看護学研究科, 特任准教授 (50346160)
渡邉 美和 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (90554600)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 専門看護師 / がん医療チーム / 臨床判断 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の全体の目的は、「がん医療チームにおける看護師の臨床判断力を基盤にした連携教育プログラム」のため評価指標を作成することであり、今年度は、その第一段階として、専門家からの意見を収集した。研究デザインは質的的帰納的研究デザイン、対象は全員看護師であり、他の専門職(自職種以外1職種以上)と連携し患者の問題を解決した経験のある者。対象者の募集は、関連学会の理事、または、代議員によりがん診療連携拠点病院に所属する看護師の紹介を依頼、専門看護師についてはがん看護専門看護師メーリングリストにより募集した。データ収集は、フォーカスグループインタビューを行い、内容は対象者の許可をえて録音。調査内容は、患者または家族の問題に対し、他の職種と連携して問題解決を行った経験の内容、問題の焦点、関わった専門職の種類と数、解決の結果、提示された評価指標(原案)に対して、実践内容と指標が関連しているかどうか等であった。分析は評価指標の各項目に沿って意見を抽出した。調査時期は、2019年8月~2020年3月であった。分析の結果、2回の対象者フォーカスグループインタビューを行い、分析を行った結果、評価指標は、専門看護師としての役割が十含まれており、妥当なものであることが評価されたが、内容によっては、看護師の立場では実施が困難な内容が含まれていた。結果及び考察から、活用可能な評価指標、および支援プログラムの基礎的資料が得られた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
前年度計画していたフォーカスグループインタビューをインタビューが終了し、必要なデータが収集されたため
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の結果をもとに評価指標の精錬を行うために、デルファイ法を用いて、評価指標を精錬することと、評価指標をもとにした支援プログラムを作成し、協力病院からの依頼を受け、支援プログラム原案を作成し、実行可能性の評価を行うこととする。
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Causes of Carryover |
年度終わりに、予定していた物品が来ないことがわかり、費用の調整が年度末に合わなくなったため 次年度は、web を用いたデルファイ調査を行う、これには約50万円が必要となる。また、プログラムはデジタル化するために費用として50万円程度を計画する。
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