2022 Fiscal Year Annual Research Report
Effect of a simple progressive muscle relaxation program on insomnia in cancer patients
Project/Area Number |
18K10228
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
近藤 由香 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (00369357)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近藤 浩子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (40234950)
中村 美香 群馬大学, 大学院保健学研究科, 講師 (10644560) [Withdrawn]
久保 仁美 群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (70813187) [Withdrawn]
京田 亜由美 群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (00803751)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 漸進的筋弛緩法 / リラクセーション / がん患者 / 睡眠 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究目的は,がん患者に対する簡易版漸進的筋弛緩法による睡眠の質改善を評価することであった。入院治療中のがん患者10名に簡易版漸進的筋弛緩法を1日間,対照日を1日間介入した。その結果,OSA睡眠調査票MA版(OSA sleep inventory MA version:OSA)の起床時眠気および入眠と睡眠維持は,呼吸法実施日と対照日で得点に有意差がみられた。さらに,インタビューの逐語録からの内容分析の結果,4カテゴリ【睡眠の質が改善する】【睡眠の量が改善する】【心身がリラックスする感覚がある】【筋弛緩法は睡眠に効果があると感じない】が抽出された。本研究の結果より,簡易版漸進的筋弛緩法は,がん患者の入眠と睡眠維持など睡眠の改善をもたらす可能性があることが示唆された。
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Research Products
(1 results)