2021 Fiscal Year Research-status Report
中小規模病院のジェネラリスト看護職のリーダーシップ育成プログラムの作成
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18K10264
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Research Institution | The Japanese Red Cross Hiroshima College of Nursing |
Principal Investigator |
村田 由香 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (20389125)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宗内 桂 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 講師 (30734016)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 能力開発プログラム / 中堅看護師 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の最終ゴールは開発した中堅看護師のリーダーシップ能力開発プログラムの実施とその成果を検証することである。R3年度は、これまでの調査結果を基に、中堅看護師のリーダーシップ能力開発プログラムを作成した。この案について、市内の中小規模病院の看護部長3名にインタビューを実施し、作成したプログラムについて、意見をいただいた。これらの意見を基に、プログラムの内容を修正した。 リーダーシップ能力開発プログラムの内容は、まず,最初に自己理解とセルフ・リーダーシップ(自分らしいリーダーシップ)の磨き方に関する3時間の集合研修を実施、次にアプリシエイティブ・インクワイアリー(Appreciative Inquiry:AI)をはじめとする「ポジティブ・マネジメント」という手法や経験学習とリフレクションを重視した研修会を複数回実施する内容で構成している。プログラムの成果は、開発した中堅看護師のリーダーシップ尺度等を前後で測定し、比較検討する予定である。 R4年1月から本プログラムを開始する予定であったが、オミクロン株の感染拡大により、研究参加者を募集することができず、実施できなかった。 なお、看護部長との意見交換やプログラムの内容については、看護管理 2022年2月号に掲載された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
オミクロン株の感染拡大により、研修参加者を募集できない状況であったため、研修会を実施することができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
6月以降からリーダーシップ能力開発プログラムをon-line研修も検討しながら実施する予定である。また、開始時ト終了時に自作の中堅看護師リーダーシップ尺度等を測定し、前後比較を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
アクションリサーチとしての研修会を開催できなかったことに伴い、研修会に係る資料印刷、講師謝金、アルバイト料等の費用が発生しなかった。 また、前後調査に係るアンケート印刷代、郵送費等が発生しなかった。 2022年度は、研修会の実施により、前述の予定を実施する。
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