2018 Fiscal Year Research-status Report
認知行動療法に基づく不安予防プログラムの効果-保護者プログラムの併用可能性-
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18K10378
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
浦尾 悠子 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任助教 (40583860)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 栄司 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (00292699)
佐藤 泰憲 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (90536723)
小柴 孝子 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任研究員 (40816295)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | メンタルヘルス / 予防教育 / 認知行動療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、保護者向け心理教育プログラム「勇者の育て方」を作成するため、まずは国内外で実施され有効性が示されている類似のプログラムや論文等の文献検討を行った。そのうえで、「勇者の育て方」プログラムの内容について、研究代表者以外にも元小学校教諭、スクールカウンセラー、教育委員会指導主事、通信制高校教諭、臨床心理士、公認心理師、精神科医等の多職種間で検討し、現在ステージ3まで作成を進めている。 また、日本の学校現場において、子ども向けプログラムの実践に併せて保護者に提供するための具体的方法を、小学校教員および教育委員会職員とともに検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度に、保護者向け「勇者の育て方」プログラムを全10回分作成する予定であったが、文献検討やプログラム全体の方向性決定までに時間がかかり、現在3回までしか作成できていないため、当初の計画よりもやや遅れているとした。
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Strategy for Future Research Activity |
プログラム全体の方向性は決定していることから、今後「勇者の育て方」プログラムの残7回分を半年以内に完成させ、後期からスタートする「勇者の旅」プログラムの実践に併せて「勇者の育て方」を提供できるよう、急いで準備を進める予定である。
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Causes of Carryover |
保護者向け「勇者の育て方」プログラムの作成が予定よりも遅れたため、次年度使用額が発生した。 次年度、残りのプログラム作成に関わる印刷代等に使用する予定である。
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