2021 Fiscal Year Research-status Report
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18K10404
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
青木 美紀子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (30434187)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 色覚異常 / 色覚特性 / 色覚検査 / 遺伝カウンセリング / X連鎖潜性遺伝(劣性遺伝) |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は①色覚特性に関わる人々(養護教諭や当事者・当事者の家族)の実態をインタビューおよび質問紙から明らかにし、②色覚特性に関する教育プログラムを開発し、③介入研究により教育プログラムの効果を評価することである。色覚特性は遺伝形質であり、色覚の特性の遺伝形式および症状は様々であるが、日本人の大部分は「先天赤緑異常」(X連鎖潜性遺伝(劣性遺伝))である。色覚特性により学校や日常生活において不便を 感じる可能性もあるが、色以外の情報付加など様々な工夫が色のバリアフリーにつながる。かつては学校保健において色覚検査が一斉に実施されていたが、2003年度には廃止、そして2016年度に検査再開と対応が変遷した。このような変遷の中で、色覚特性に対する学校保健や医療機関の対応を検討すべく、2021年度は学校保健に精通している有識者や当事者へのヒアリングを実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
教育活動や研究者の個人的な事情により当初の計画より遅れた状況となっている。
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Strategy for Future Research Activity |
当事者や家族、関係者へのインタビュー、ヒアリング結果に基づいたプログラムを試作する。
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Causes of Carryover |
当初の研究計画より進捗が遅れたため、次年度使用額が発生した。またCovid19により学会等の参加に制約が生じたことも原因となっている。 次年度はヒアリングやインタビューの謝金、プログラムの試作に費用を使用する予定である。
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