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2018 Fiscal Year Research-status Report

小児期から慢性疾患をもつAYA世代への真の自立支援とは―自分らしくあること―

Research Project

Project/Area Number 18K10423
Research InstitutionKochi University

Principal Investigator

川合 弘恭  高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 助教 (10786156)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松岡 真里  京都大学, 医学研究科, 准教授 (30282461)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
KeywordsAYA世代 / 自立支援 / 自分らしさ / 子ども / 小児慢性疾患
Outline of Annual Research Achievements

2018年度は、研究分担者とともに”自分らしくある感覚”に関するアンケート調査用紙の検討を重ね、研究計画書を作成した。作成した研究計画書は、研究責任者が所属する高知大学医学部倫理審査に提出し、承認を得た。その後、2019年1月から2月にかけて、高知県及び愛媛県の医療施設、研究施設の医師に研究協力を依頼し、承諾を得た上で研究対象者の選定と研究書類の配布を依頼した。
研究対象者の元へ研究書類が配布され、回答されたアンケート調査用紙の返信が数件ある状況だが、分析を行うことができる研究対象数には到達していないため、2019年度は研究分担者の所属機関の倫理審査にも研究計画書を提出し、研究対象者の確保を図る。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

研究代表者の所属機関での勤務負担が増え、研究に費やす時間が確保できず、研究計画書の倫理申請が遅れたため。

Strategy for Future Research Activity

2019年6月末を目安にアンケートの回収を終え、得られた回答の内容分析を行う。その後、当事者の自分らしくある感覚に関するインタビュー調査(質的研究)を実施する。アンケート調査とインタビュー調査の分析結果より、2020年3月には自分らしくある感覚尺度の項目を精選し、探索的因子分析を行い、仮尺度を作成する予定である。そのため、アンケートの回収までに、当事者の自分らしくある感覚に関するインタビュー調査の研究計画を立案し、アンケート調査における内容分析の終了と同時に、所属機関における倫理申請を行うことを計画している。

Causes of Carryover

研究対象者が十分に集まっておらず、当初予定していた研究対象者に配布する書類の印刷費や郵送費を使用しなかった。また、研究分担者とのアンケート調査用紙を含む研究計画の検討はメール会議で行ったため、予定していた旅費を使用しなかったことが次年度使用額が生じた理由である。
使用計画に関しては、次年度は引き続きアンケート調査を実施する予定であり、印刷費や郵送費として、また、他県で研究の協力依頼をする可能性がある。さらに、研究分担者とデータ分析や研究の進捗状況の確認等の会議を予定しており、旅費としての使用を計画している。また、次年度におけるインタビュー調査の費用として使用する予定である。

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Published: 2019-12-27  

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