2023 Fiscal Year Research-status Report
母親の児へのボンディングおよび養育行動におけるオキシトシンの役割解明
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18K10446
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
大田 康江 北里大学, 看護学部, 教授 (80650134)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 眞理 学校法人文京学院 文京学院大学, 看護学研究科, 特任教授 (20216758)
中山 仁志 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (70514933)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | オキシトシン / 母子関係 / 愛着 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、母親の児へのボンディングとオキシトシンとの関連に注目し、産後うつ、ひいては児童虐待の素因となる産後の母親のボンディング障害を妊娠期においての予測可能性を探索し、母子関係の構築支援のエビデンスを検証することである。 2023年度は、研究協力施設より研究協力者のリクルートの中止要請が解除され研究協力者募集を再開した。しかし研究協力施設が2024年3月末で閉院が決定されたため、新規の募集は8月で中断とした。 研究協力の承諾を得ている対象者の唾液サンプルおよび質問紙の回収を実施し、妊娠初期34名、妊娠中期32名、妊娠後期30名、産後1か月24名より回収することができた。各時期の唾液サンプルのコルチゾール値およびオキシトシントシン値をELISA法により測定を行った。今後は、心理的尺度の回答結果およびコルチゾール値およびオキシトシン値の測定結果に基づき分析を進めていく予定である。最終的なサンプル数が目標数に達することができなかったため、個人内の妊娠期から産後1か月の推移を分析していく方針である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
Covid19のパンデミックにより研究対象者の募集が協力施設の要請により中断、再開が繰り返されたことと協力施設の閉院決定のため新規募集を中断せざるおえなかったため
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、コルチゾール値およびオキシトシン値の実験結果および質問紙調査の結果を詳細分析していく。
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