2021 Fiscal Year Research-status Report
被災直後の混乱期対応に有効な保健師の健康危機管理支援ツールと研修プログラムの開発
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18K10591
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Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
若杉 早苗 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 准教授 (40718748)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 健康危機管理向上プログラム / シミュレーション / アクション・カード |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、研究遂行のタイミングを計る事が出来ず、遂行することが全くできなかった。研究実績としても、健康危機管理能力向上研修会の開催やアクションカード作成のための研修の開催が難しく、実績としては0件である。対象を自治体の保健師としていることから、新型コロナウイルス感染症の感染者対応、ワクチン接種に関する実務に従事しているため、本研究テーマである「自然災害:地震や津波、水害等」に関する研究協力を得る事が難しい状況であった。 2020年度までに調査を行えた44名の分析を遂行中である。介入研究であるため、調査対象者を拡大する必要があるため、新型ウイルス感染症拡大による期間の再延長の申請をおこなう。2022年度の感染状況が落ち着いている時期を見計らい、調査人数・対象地域を拡大していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、研究遂行のタイミングを計る事が出来ず、遂行することが全くできなかった。自治体の保健師としていることから、新型コロナウイルス感染症の感染者対応、ワクチン接種に関する実務に従事しているため、本研究テーマである「自然災害:地震や津波、水害等」に関する研究協力を得る事が難しい状況であった。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を鑑み、小規模での介入調査やWebオンラインでの開催方法の実施を検討し、遂行していく。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の拡大により、調査予定であった東日本地域や自治体保健師の介入研究の延長・中止の申し出があり、調査費用を執行する事ができなかった。2022年度の感染拡大の終息状況を確認しつつ、調査の実施を再開する。Webによる研修である場合、調査協力をして頂く自治体への旅費が不要となる可能性が高く、研究費の使用に繋がらない可能性もある。また、学会報告も、Web開催となっていることが多く、研究費執行額が当初の計画よりも少なくなる可能性がある。その際には、研究成果として作成予定の研修プログラムの資料作成費やアクションカードの印刷製本費(品質の高い紙を使用するなど)成果物の作成費に充当することを計画している。
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