2018 Fiscal Year Research-status Report
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18K10595
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
谷口 俊恵 武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (20757455)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寳田 穂 武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (00321133)
黒江 ゆり子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (40295712)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 薬物依存 / 家族 / 言いづらさ |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度では、6月に代表研修者が所属する研究機関の研究倫理委員会に、本研究で行うインタビュー調査にかんする審査を申請し、9月に承認を受けたのち、1件のインタビュー調査を実施した。また、3月に研究代表者・研究分担者間での研究会を開催し、本研究において、鍵となる「言いづらさ」について、すでに行った1件のインタビューをもとにしてディスカッションを行った。司法との関連が深い薬物依存症では、ほかの身体・精神疾患にはない、「言いづらさ」が描き出されることが想定されるが、支援者の「聞きづらさ」といった点も、非常に重要な分析の視点であることがわかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究の対象者である、薬物依存症者の家族へのアクセスの困難さのため、インタビュー実施に遅れをきたしている。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでのネットワークから、インタビュー対象者へのアクセスおよび研究協力の依頼に励む。また、インタビューに並行し、分析を進めていく。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が発生した理由としては、2018年度中のインタビュー調査が予定より遅れてしまったことが大きい。2019年度は、前年度分も含めて、インタビュー調査およびテープ起こしに使用する。
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