2019 Fiscal Year Research-status Report
超高齢化ニュータウンにおける主体的な予防活動の動機づけ支援看護介入プログラム構築
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18K10625
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Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
伊藤 純子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教 (10436959)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
深江 久代 静岡県立大学, 看護学部, 教授 (30300172)
鈴木 知代 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (50257557)
杉山 眞澄 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (50781738)
高橋 佐和子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (80584987)
池山 敦 皇學館大学, 教育開発センター, 准教授 (80758681)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | ニュータウン / 集積性 / 保健師 / 公衆衛生看護活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は、前年度に実施した保健師及び地域のキーインフォーマントに対する面接調査より明らかになった、ニュータウンにおける特徴的な健康課題の分析に継続して取り組んだ。構造的内容分析を行って領域を設定を試みたが、研究分担者だけでなく、質的研究に十分な実績を有する連携研究者を含めたメンバーチェッキングの結果、さらにデータを追加して対象とすべき健康課題の絞り込みとその根拠の再検討を行う必要があると判断し、再度調査対象者のリクルートとデータ収集を行った。以上を第一段階とし、さらに国内外の文献検討を行った上で、第二段階として質問紙調査の作成に着手している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
質的研究報告の統合基準チェックリスト(Consolidated Criteria for Reporting Qualitative Research (COREQ) checklist)を用いた客観的な分析プロセスを経ていたが、連携研究者も含めた客観的なメンバーチェックの結果、十分なデータ量ではないと判断し、質問紙調査段階への移行が遅れたためである。専門家のスーパーバイスのもと質保証のために十分な時間をかけることは意義があり遅れは研究期間全体において吸収することが可能と判断する。
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Strategy for Future Research Activity |
質問紙調査を作成しデータ収集を行った上で、引き続き量的アプローチによるモデル作成に取り組むむ計画である。研究フィールドは研究第一段階にて協力を得た自治体・機関に引き続き協力を得る。
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Causes of Carryover |
研究第2段階への移行が遅れているため。質問紙調査票作成並びデータ入力に必要な経費を次年度使用額に計上する。
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Research Products
(1 results)