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2018 Fiscal Year Research-status Report

介護予防へのモチベーション向上を目指した自立セルフモニタリングシステムの有用性

Research Project

Project/Area Number 18K10645
Research InstitutionOsaka City University

Principal Investigator

林 知里  大阪市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50454666)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords介護予防 / 自立 / セルフモニタリング
Outline of Annual Research Achievements

平成30年度は、これまでに集積した医療・健康情報の分析を行った。生活空間アセスメントを目的変数とした時系列分析を行った結果、病歴や慢性痛、うつ状態の時系列変化との関連は認められなかったが、いくつか関連がある項目が明らかとなった。時系列分析には欠損値によるN数の減少が避けられないが、分析に耐えるデータがなんとか得られているため、今後、分析と考察を進めて成果発表をしていく。
サルコペニアやフレイルの評価のために測定した握力や下腿最大周囲、歩行速度などのデータの時系列変化との関連は、比較的健康な地域在住高齢者であっても変化量が乏しいため、さらに若い壮年期からの変化もみていく必要があると考えられた。時系列変化をみたとき、それぞれの測定項目ごとに量的な変化と質的な変化が別々に、あるいは同時に起こる時期があると考えられ、複数の項目の関係性や質的な変化を見逃さない工夫などが必要である。そのためには、データのみならず、実際の観察による評価も必要となってくる可能性があり、セルフモニタリングシステムでその点を補完できないか検討中である。
自立予後セルフモニタリングシステムを用いてのモチベーションへの影響の測定は準備段階にあり、データ収集は平成31年度以降になる予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成30年度内にこれまでに集積した医療・健康情報の分析による成果発表を予定していたが、研究時間のエフォートが当初予定していたよりも大幅に減少したため達成できなかった。

Strategy for Future Research Activity

本務先の移動等により研究遂行環境の変化が予想されるため、関係機関との連携を深め、研究を推進していく。

Causes of Carryover

研究におけるエフォートが当初予定していたよりも大幅に減少したため、成果発表および新たなデータ収集ができなかった。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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