2019 Fiscal Year Research-status Report
介護予防へのモチベーション向上を目指した自立セルフモニタリングシステムの有用性
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18K10645
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
林 知里 兵庫県立大学, 地域ケア開発研究所, 教授 (50454666)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 介護予防 / モチベーション / セルフモニタリング |
Outline of Annual Research Achievements |
令和元年度は兵庫県A市の医療健康関連データの解析を実施し、地域における住民主体の100歳体操参加継続を予測するモデルを作成した。100歳体操への参加を予測する要因および中断を予測する要因を抽出し、介護予防活動へのモチベーション向上のための方策を検討している。 また、市内の圏域ごとの地域課題を抽出し、それぞれの特徴を踏まえた施策づくりの資料となるよう報告書の作成に取り掛かった。 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、令和2年3月から100歳体操やその他の地域活動が中止となった。そのため、令和2年度に予定していた追加調査を延期せざるを得ないが、これまでに収集したデータの分析により成果をまとめる予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナウイルス拡大防止のためフィールドであったグループが休止となり、令和2年度に予定していた追加調査を延期せざるを得なくなったが、令和元年度に約3000名の健康医療情報に関する時系列データの分析にとりかかり研究成果が得られてきているため。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度となる令和2年度に予定していた追加調査は新型コロナウイルス拡大防止のため対象となる住民グループが休止となったため延期せざるを得ない状況であるが、昨年度からとりかかっている約3000名の健康医療情報に関する時系列データの分析をさらにすすめ、報告書や論文等への発表を進めていきたい。学会発表等についても、中止やWEB開催・紙面上での開催等に変更が予定されているが、可能な範囲で進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
令和2年度2月~3月に予定されていた学会が、新型コロナウイルス感染拡大により中止となり、学会参加および旅費にかかる費用が未使用となったため。また、予定していた追加調査が延期となり、人件費が未使用となったため。
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Research Products
(2 results)