2021 Fiscal Year Annual Research Report
Usefulness of an Independent Self-Monitoring System to Increase Motivation for Care Prevention
Project/Area Number |
18K10645
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
林 知里 兵庫県立大学, 地域ケア開発研究所, 教授 (50454666)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 地域在住高齢者 / セルフモニタリング / モチベーション / 倦怠感 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染拡大により、2020年度の調査を延期していたが、2021年度においては、可能な限り実施できるよう市と調整をした。緊急事態宣言等の出ていない時期で、実施調整可能であった時期に開催された「いきいき健康大学」参加者を対象に調査を実施した。実際、いきいき健康大学の実施調整がつかなかった地域もあったが、フレイルチェックリストおよび倦怠感、生活習慣などの項目を含むアンケートを作成し、約100名から事前事後の2回において回答を得ることができた(回収率約70%)。 参加者は、新型コロナウイルス感染拡大により、様々な制限を受けており、特に、高齢者においては、外出制限による身体的、心理的影響が強かったことが伺えた。 2021年度に開催された日中共同オンラインセミナー「レジリエントな高齢化社会の創造:健康危機下で高齢者とその家族を支える科学と技術」で研究活動について発表し、中国および日本国内の他機関の研究者と交流を行った。2021年に実施したアンケート調査は、分析を行い、現在、英文雑誌に投稿中である。 さらに、いきいき百歳体操のデータベースを用いた研究では、第8回サルコペニアフレイル学会および第92回日本衛生学会総会で発表した。結果、第92回日本衛生学会総会若手優秀演題賞口演賞を受賞した。
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Research Products
(5 results)