2018 Fiscal Year Research-status Report
身体活動・座位行動パターンと認知機能低下に関するコホート研究
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18K10829
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
菊池 宏幸 東京医科大学, 医学部, 講師 (90783142)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
村山 洋史 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任講師 (00565137)
菖蒲川 由郷 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (30621198)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 疫学研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は新潟県十日町市に在住する高齢者527名を対象とし、加速度計、構造化面接、磁気共鳴影像法(MRI)に基づく質の高い客観的な評価法を用いて、高齢者における身体活動と認知機能及び脳の形態的変化との関連を検討することを目的とするコホート研究である。なお、本研究は新潟県十日町市と共同で行う「十日町コホート調査」の一環として行うものであり、平成29年度(前年度)にベースライン調査が開始されている。 平成30年度の計画は、1)ベースライン調査で得られた身体活動データのクリーニング及びデータベースの構築すること、2)身体活動データの基礎集計ならびにプレリミナリーな分析を行い、結果を新潟県十日町市と共有することであった。 今年度の実績について、1)は5月までに完了した。2)について8月26日、27日の2日間、新潟県十日町市において開催された共同ミーティング内で十日町市在住の高齢者における身体活動の現状に関する分析結果を報告し、本研究結果を十日町市の健康施策にどのように活かせるかについて意見交換した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度の最も重要な課題は身体活動のデータベースを構築し、共同研究者と共有することができた。また、解析結果の一部を、複数の学会において発表を行い、さらに新潟県十日町市に対して結果を報告した。
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Strategy for Future Research Activity |
概ね計画通りに進行しており、平成31年度(令和元年度)も当初の計画に沿って詳細な身体活動・座位行動パターンと認知機能の関連に関する分析を行う。今後は特に本研究の特長である構造化面接法による認知機能評価及びMRIによる脳画像所見と合わせて、認知機と身体活動の詳細なパターンとの関連について検討する。さらに、縦断的検討を行うための追跡調査の実施について、必要な準備を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
国際学会の発表予定を変更したため。次年度に行い予算消化を行う。
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Research Products
(6 results)