2019 Fiscal Year Research-status Report
身体活動・座位行動パターンと認知機能低下に関するコホート研究
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18K10829
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
菊池 宏幸 東京医科大学, 医学部, 講師 (90783142)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
村山 洋史 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任講師 (00565137)
菖蒲川 由郷 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任教授 (30621198)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 疫学研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は新潟県十日町市に在住する高齢者527名を対象とし、加速度計、構造化面接、磁気共鳴影像法(MRI)に基づく質の高い客観的な評価法を用いて、高齢者における身体活動と認知機能及び脳の形態的変化との関連を検討することを目的とするコホート研究である。なお、本研究は新潟県十日町市と共同で行う「十日町コホート調査」の一環として行うものであり、平成29年度にベースライン調査が開始されている。 令和元年度の計画は、1)身体活動データと様々な疾患との横断的解析を行うこと、2)次年度の追跡調査について、実施に向けた検討を進めることであった。
今年度の実績について、1)については学術雑誌に論文を1本発表した。2)については新型コロナウィルスの流行により、次年度の具体的な調査に関する検討が進んでいない。
また、1)については、現在別の解析も複数進行中である。今後も引き続き解析、論文化を進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルスの流行により、来年度の追跡調査の実施可能性が不透明な状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、十日町市と検討を進めているが、新型コロナウィルスの流行状況をみて実施の可否を決める。もし来年度の実施が難しい場合、研究計画を変更したうえで、再来年度の実施についても含めて検討する。
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Causes of Carryover |
演題登録を予定していた学術総会が新型コロナウィルスのため中止になるなどしたため次年度使用が生じた。次年度の以降の追跡調査で必要となる費用に充てる。
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