2018 Fiscal Year Research-status Report
Soldiers as a subject of mobilities: through the case of Japanese Prisoners of War in Papua New Guinea
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18K11813
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
小林 柔子 大阪大学, 文学研究科, 助教 (80793885)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 移民移動研究 / グローバルヒストリー / アジア太平洋地域研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、移動・移民研究、トランス・パシフィック研究、太平洋戦争史の交錯点に位置する。本研究の分析視点をこれらの研究領域において有効なものとなるよう精緻化する作業を引き続き実行中である。理論的な考察につては、その一部を国際雑誌の投稿論文の一部に入れている。これからもこの研究の理論的な位置付けにおいては、引き続き考察を行う。 一次史料の収集分析については、オーストラリア戦争記念館の資料について集中的に行った。この成果を国際雑誌に発表した。 今年度の使用計画は、繰越し金を使用し、オーストラリアで初年度予定していてできなかった調査を今年度の夏季休業中に実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
授業、その他の大学業務のため、全ては実行できなかったが、オーストラリア国立記念館の史料を中心に調べられたことは収穫があった。今年度の使用計画は、繰越し金を使用し、オーストラリアで初年度予定していてできなかった調査を今年度の夏季休業中に実施する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度はより多くのアーカイブに調査に訪れること、そして国際発信に主眼を置く。
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Causes of Carryover |
予定していたフィールドワークの規模を縮小しなければならなかったため。今年度の使用計画は、繰越し金を使用し、オーストラリアで初年度予定していてできなかった調査を今年度の夏季休業中に実施する予定である。
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Research Products
(11 results)